アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

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ナパ・ソノマ旅行フォトブログ

2009-07-09 06:39:45 | グルメ・食文化
ナパを地図で見る

超高級ワイナリーOpus One。テースティング料一人35ドル。1本190ドルのワインの試飲つき。日本人観光客も多かったっす。設立者は、名高い(悪名?)ロバート・モンダビと、かのロスチャイルド家。



正面入り口


建物も高級感があふれ、蘭の花がいたるところに。


ひんやり醸造所。フレンチ・オークの木の香りが充満。


次に行ったのが、同じロバート・モンダビのワイナリー。ツアー・ガイドのお兄さん。ワインの飲みすぎで太り気味・・・。


ブドウは実がなってた。食べてみたら、やっぱすっぱかった




空の青さと新緑が目にしみる


同じテースティング・ツアーに、イケメン発見。でも彼女餅


テースティング・ルーム。白、ロゼ、赤の3種類を試飲


スイカサラダも出てきた。ロゼとのマリアージュが最高。このワイナリーでは、半ボトル1本25ドルのデザートワイン、ムスカートを2本ご購入~。


遅めのランチは、ナパの北にある温泉保養地、カリストーガで。このスモーク・サーモンがとろけた。大トロでした。


アーティチョークのディップ。塩味がきいてた。こういうのが意外とワインと合う


オリーブのから揚げ。これも塩味がきつかったけど、ワインと食べると箸(フォーク)が止まらない・・・


カリストーガはこじんまりした村(?)で地元の人、そしてサンフランシスコからの家族連れ、それとゲイ・グループもかなり見かけた。

あと、地元のスーパー、その名もCal Mart(カルマート)のワインセクションが、意外な穴場ということを発見!オンラインのワインショップだと売り切れになってる秘蔵ワインが何気に5、6本置いてあったり、軒並み評判の高いいいとこばかりのワインが大体そろってる。いやー、これには驚いた。もちろん観光客なんていなくて、来るのは地元の人ばかり。「死ぬ前に飲むべき1000本」のワインに選ばれているようなものも、ワイナリーで買うよりちょっと安い値段で置いてる!

ただ、ワイナリーでケース買いすると割引になるので、(レアものを除いて)ケース買いするならワイナリーで直接買ったほうがお得。


この日の夜は、とびきりのレストランFarmへ。丘の上に立つホテルレストラン。ちょうど夕暮れ時。ひんやりする中、暖炉に日がともされ、雰囲気抜群。


恋人と来たら最高っすねぇ~~。夜は寒くなるので、ふかふかの白熊の毛皮みたいな毛布を貸してくれる。これに包まって暖炉のそばで極上のワインと料理に舌鼓を打つ夜・・・。ボーイフレンドと一緒だったらなぁぁぁぁぁ。この晩のウェイターがイケメンですた


この晩たのんだワインは、日系アメリカ人、バイロン・コスゲ氏が作るピノ・ノワール。やさしく、本人の謙遜した姿勢がそのままワインになったような出来。ソムリエが一押しするだけはある。1本59ドル。


コスゲ氏


シェフのサービスで出されたアスパラガス・スープ。身体によさそう


ビーツとヤギのチーズのサラダ。これまたワインとあうんだなぁ~


僕がたのんだカモの胸肉。これが感動の一品。肉汁がたっぷりと封じ込められた最高の肉質、焼き方も絶妙、そして塩味とハーブがしっかりときいて、ピノとのマリアージュに言葉を失いますた


キャラメル・ムースでしめ。アメリカ的デザート


飲みすぎた体を引きずりながら、翌日、またワイナリーめぐり。ここはギリシャのミコノス島の建物をイメージしたSterlingワイナリー。ワインの味は最悪だったけど、景色は抜群


そして最後にとっておいたワイナリーが、シャトー・モンテレーナ。映画、Bottle Shockの舞台になったワイナリーで、ナパワインを一躍有名にしたワイナリー。




一人20ドルで5種類のワインが試飲できる。白ワインから始まり、最後は2005年エステートのキャベルネ・ソービニオンの赤。1本135ドルなり~。まろやかで優しいワイン。45ドルの赤と135ドルの赤を1本づつご購入~。飲み頃は15年後とか・・・。

昼抜きでワインを飲み続けた2日目。この日も遅めのお昼をB級グルメ店で。やたらと人が並んでたハンバーガー店。世界のグルメが集うナパバレーにハンバーガー店が躍進するというのがとてもアメリカ的です


お肉が香ばしく焼かれて、秘伝のたれも格別でした。久々のグルメ・バーガー


夕日に押されながらナパにお別れ。また会いましょう

弾丸トラベラー

2009-07-04 05:28:13 | グルメ・食文化
7月4日はアメリカの独立記念日。やっぱ特別な日なんですね、米国民にとっては。この日から、本格的に夏に突入ーっていう記念的な日でもあります。アメリカ人だと、実家に戻って家族団らんをする連休でもある・・・。

けど、当然、家族のいない僕にとっては退屈極まりない連休。ということで、今週末は遠出してナパとソノマにワインツアーに行くことにしました。何度か行ったことあるけど、どれもバス・ツアーだったので、今回、友達の運転で自由にワイナリーを見て回るのが楽しみ。良いレストランも見つけて予約したし、ワイナリーもちょっと背伸びして良いところを抑えてみました。ホテルも、ホリデーだから観光客が減るらしく、40%オフという超お買い得をゲット!ただ、ジェイ君と一緒だったらなぁ~と思うのは欲張りすぎでしょうか・・・。

また写真つきで旅のご報告をいたします~。


パンと見世物?

2009-06-29 16:50:33 | グルメ・食文化
今週末、LAは快晴!っていつも快晴のイメージがありますが、結構、曇りの日が多いというのに引っ越してから気がつきました。特に太平洋から冷たい風が強い日は、曇りがち。

ラスベガスに行ったきり音沙汰ナシのジェイを吹っ切るため(?)、食道楽な週末にしてみました。

アメリカの人気テレビ番組、Top Chefが、今シーズンはTop Chef Mastersとして登場。先週の第2回エピソードを見てたら、フランス人シェフのLudoという人が登場してて、LAにレストランを持ってるとか。(今シーズンは、そもそもLAが舞台。)



番組では、プライドの高いフランス人というイメージで放送・編集されてましたが、シェフとしてデビューしたての2001年には新進気鋭の若手シェフとして選出されてたという腕の持ち主。

ってなわけで、行ってきました。5月から8月まで期間限定で、BREADBAR 3rd Streetという、その名の通りパン専門店&カフェで腕を振るってるとか。Breadbarというのはチェーン展開してるようです。

8718 West 3rd Street
Los Angeles, CA 90048
310 205 0124


僕らが行ったのはブランチだったので、彼の作品ではなかったけど、夜は彼が腕を振るうそうです。また日を改めて行きたいな。

こちらが僕らが頼んだメニュー。

まずはザクロのレモネード。アメリカでは、若さを保つ効能が強いと最近発見されたザクロが、超ブーム。何でもザクロです。ザクロ・ジュース、ザクロ・ティー、ザクロ・ヨーグルト・・・。一時期日本でも、なんでもアロエ、なんて時期があったけど、あれと同じ。ただ、ここ5年くらい続いてるから、もう定着しちゃってる感はある。味は、薄めのブドウって感じ。実は、美容と健康のための僕も毎晩ザクロジュースを飲んでるのだ。



そしてもちろん、パン。



5ドルちょっとでパンの盛り合わせがある。黄色いのはターメリックかな?と思ったけど、カレーの味がしないのでサフランかな。


色々なコンディメンツをつけてパンを食べます。バジル、日干しトマト、あとフムスとよばれる豆をすりつぶしたもの。


僕は、ハーフ・サンドイッチとハーフ・スープを注文。確か$12ほど。スープは、豆スープ、フレンチオニオンスープ、カリフラワースープから選べ、僕はフレンチオニオン・スープ。ハーフだけど、もう十分な量。コクがあって美味でした。特に、表面でこんがり焼かれたチーズが、熟成された品のあるチーズでよいアクセントになってた。

サンドイッチは、炭火で焼かれたチキンに、カラシマヨ。炭火の香ばしさがよかったけど、もうちょっとマヨネーズがついてたほうがよかった。


しめはもちろんデザート。色々あって悩む・・・。





この中から選んだのは、パイナップルとマンゴーのムース。上にのってるのはほうずき。



軽くて、ほんのりした酸味のせいで、お腹一杯なのに食欲をそそる。後味が非常によい一品でした。

このレストランがある辺り、ビバリーヒルズの住宅街で、他にもオシャレなレストランが3、4軒並んでた。あと、青山風なショッピング街も2、3ブロック近所にあり、さすがビバリーヒルズ。本場ヒルズのコギャルたちも見かけますた。

オマケ

ぜんぜん、本題とは関係ないけどカッコいいジョックをみかけたので掲載。下着モデルのデービッド・ウィリアムズ君。やっぱ、人間って、パンだけじゃ生きていけねーべーさー。モエ~。



僕の今の生活って、ローマ時代の「パンと見世物」を求める民衆と同じ・・・。まさに本能に素直にしたがう日々。


改名

2009-03-17 06:10:36 | グルメ・食文化
LAに引っ越してから、グルメについて書くことが多くなってない?前からグルメ系のことをよく書いてたけど、、、逆にオトコについて書くことが減ったから余計にそう思えるだけ?イヤハヤ、このブログもグルメブログに改名しないといけなくなってきたかもぉ?

ということで、また新たに開拓したLAビバリーヒルズにあるレストランをご紹介・・・。スペイン人シェフ兼オーナーが開いたBazaar by Jose Andres。全米にスペインのタパス料理(小皿料理)レストランをいくつか出していて、僕も彼のお店には何度か行ったことあり。テレビにもよく出てるし、元シェフ&料理評論家&旅行家のAnthony Bourdainの知人でもあるらしい


Chef Jose Andres and Bourdain at Minibar in Cafe Atlantico (Travel Channel)

このレストランは、LA Timesが、唯一4つ星をつけてるとか。最近、できたばかりの高級ホテルLSLホテル内にあって、バーラウンジもビバリーヒルズのクラブという感じのおしゃれなものでした。



まず最初は、スペインのスパークリングワイン、Cava作ったサングリア。普通、サングリアは赤ワインとフルーツで作るけど、安いものだとそこにスプライトなんかを入れてる。だけど、やっぱここは違います。スパークリングワイン、しかも白で作ってくれるんですねぇ。赤以外のサングリアは初体験でした。ただ、難点は、料理とは合わないってこと。食事が出る前に飲み干さないと・・・。


1品目、3種類のイベリコハム。どんぐりとハーブだけで育てた豚とか、いろんな食事療法をさせた豚でできてるんだって。これだけで一皿3000円くらいするってのがすごいけど、それだけの価値あったかも。今まで食べた生ハムで最高。テーブルに置いてたら、脂分が溶け出してるのが見えるくらい。なので、口に入れたとたんにとろけました。


トルティーヤを各要素に分解して、それを再構築して、レイヤー状にしたスープ・・・。って言われて分かる?しかも、中にウズラの半生が入ってて、これは華氏66度で調理したもの。かなりサイエンティフィックな料理だったけど、これも口の中で全てフワフワっと解けて、舌の上にすら後味が残らない空気みたいな料理でした。


りんごとチーズのサラダ。ちょっとチーズケーキっぽい風味。イマイチかな。


イモ。まさに、イモです。スペイン領カナリア諸島の漁師料理だそうで、海水で茹でるので、塩毛がイモに吸収されるのだとか。ウェイトレスが盛んにお勧めするもんだから注文したけど、塩茹でしたイモです・・・・。一緒に行った友達の間でも不評だったのだけど、この後、意外な展開に。テーブルにあると手が伸びて食べちゃうっていうやす・・・。みんなで出した結論は、「枝豆」。そう、これって枝豆です。


キャロットの甘露煮みたいなやつ。ココナッツソースがかかってるので、甘い。どこかタイ料理風。。。これもイマイチ。


ホタテ。塩の結晶が表面についてた。おそらく、地中海の塩かなにかだと思うけど、ミネラル分が強すぎてイマイチ。


これは、Jose Andresのほかのお店でも食べたことがある、ヤギのチーズが詰まったパプリカ。僕の好きな料理の一つ。


クスクス。ザクロの実が入ってて、だし汁がかかってる。参加者の意見、「味噌汁?」


食事にはやっぱりワイン。スペインの有名なワイン産地、Rioja産赤ワイン。60ドルなり。軽めだったけど、飲みやすかった。


きのこのソテー。


ラム肉のステーキ。この晩食べた料理の中で最もおいしかった料理の一つ。赤ワインと合った~。マリアージュ!


もうひとつ、化学実験風料理。綿菓子にくるまれたフォアグラ。ウェイトレス曰く、一口で食べてください~。この綿菓子の量と、中にあるキュービックのフォアグラの量が、これまた絶妙なバランス。おいしゅうございました。一口で5ドルなり~。


食事の後は、デザートテーブルへ移動。雰囲気が変わって良かった。内装も、ヴェルサイユ宮殿風なロココで、ピンク、バラ、蘭がいたるところにあった。





僕が頼んだアップルたるとのなんとか。ソテーされてるけど、軽い。


ハーブティー。


友達が頼んだ、液体窒素で凍らせたデザート。中は空洞。


総評。

最初から最後まで食事をする人を飽きさせない、色々な工夫がちりばめられていて、とても楽しめました。ただ、料理の半分は、ハズレだったように思う。しかも、泡とか綿菓子とか、料理の半分以上が空気でできてて、これだけ食べたのにぜんぜんおなかが一杯にならなかった・・・。帰り道、ラーメンが一杯たべたくなるとはこのことか、っていう感じ。僕らが頼んだメニューのバランスが悪かったのかも。ウェイトレスのアドバイスによると、化学実験風なモダンタパスは軽いので、前菜のつもりで注文して、メインは、トラディショナルなタパス料理を、とのこと。僕ら、ほとんど伝統的料理は注文しなかったからねぇ。でも、十分楽しめるレストランでした。一人100ドル(税・チップ込み)なり~。


追記。
最近、「神の雫」にはまってる・・・。テレビドラマも見たし、今度日本に帰国するときは、マンガも買って読んでみようと思ってるところ。神の雫の原作者による朝日新聞のコラムも読破。このコラムで紹介されてた、世界のワイン業界に関するドキュメンタリー映画、Mundo vinoのDVDもオンラインで購入。

どんどん、ワインの奥深さにはまっていったここ数日・・・。昨晩は、ワイン映画「Bottle Shock」も見て、映画のテーマだった、フランスワインを初めて凌駕したというカリフォルニアワインのシャトー、Chateau Montenelaをネット販売で買ってみようかと品定めしてみたけど、1本3万円ちかくもするので及び腰。まだグルメ道を極めるには至らず・・・。








エスニックグルメ事情

2009-02-16 10:54:38 | グルメ・食文化
グルメクラブから派生して、B級グルメクラブがスタートしました。ちょうどバレンタインデーの土曜日、前日の雨がやんで、LAは寒いながらも快晴のグルメ日和!

かねてから行きたかったチャイナタウンの点心レストラン、Empress Pavilionへ友達二人と行ってきました。

Empress Pavilion
http://www.empresspavilion.com/

中華街の門の前。仲良しおばちゃん二人連れ。ちなみに僕の知人ではありません・・・。

Empress Pavilionはこの近くのBamboo Plaza内にあります。


午後1時過ぎに到着したら、長蛇の列。いやー、1時間待ちくらいか?と思ったら、5分~10分待ちとのこと。本当に、5分くらいで順番が回ってきた。

店内に入って納得!とにかく広くて、お客さんの回転も速いみたい。


早速、注文したのが通称「蜂の巣」。牛の胃袋(?)です・・・。これは一緒に行った知人が、こういうのが好き~、というので注文。僕も一切れチャレンジしてみたけれど、やっぱり見た目で食が進みませんでした。注文した本人もそんなに食べてなかったような・・・。結局、残しました。


定番のシュウマイ


一緒に来たシンガポール人の知人お勧め。これも香港風点心では定番だよね。


そして次に登場したのが、通称「もみじ」。鶏の足!!!シンガポール人の知人の大好物だとか。骨だけ残してきれいにたべてました・・・。


もう一回、アップで写してみる・・・。一口かじってみたところ、特に臭みも何にもない、皮だけという感じ。ゼラチン質でぷよぷよしてるかと思ったけど。この日、この鶏の足は、僕の小皿にずっと鎮座していたのでした。。。


次はきれいどころのえび餃子。


牛の肉団子。香草が入って香りがよかった。


僕の中では今日のヒット!肉まんかと思いきや、ほんのり甘いもち米が詰まったバン。これもほんのりハーブの風味が利いてて癖になる味。僕だけ2個たべちゃいました・・・。




最後は仙草のゼリー。一口目、薬っぽい!と思ったけど、脂っぽい食事の後にはどこか利く味。これも癖になって、僕が一番頬張ってたかも・・・。



このときにも話題に上ったのが、夏の予定。そう、春休みを通り越して、最近は夏休みの話題が持ち上がることがしばしば。8月まで働くとして、9月一杯、お休みなんだよなぁ~。友達のなかには、アメリカ横断ドライブツアーをするという人たちもいて誘われてるんだけど、既に何年もこの国に住んでる僕としては物足りない・・・。それに最近、ヨーロッパに行ってないしなぁ。

というので、決心しました。ヨーロッパ旅行。ユーロも安くなってるし、ちょっくら行ってこようと思います。予定は、地中海半周。Costa del solと呼ばれる南スペインからバレンシア、バルセロナを抜け、南仏、イタリア一周、そしてギリシャの島々あたりを見てこようかなと。ワイン、タパス、イタリア料理のグルメ三昧を目指して!(umでもデンマークや北欧にも惹かれるしなぁ。ちょっと考えてみます・・・。)

ヨーロッパのお勧め情報があれば教えて!