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ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

公園にウバユリの群生!

2020-08-04 06:03:00 | 植物

いつも行っている公園の雑木林は、

最近古木を切り、草を刈り取って、

随分スッキリ、以前よりも明るくなりました。

(そのせいで、小鳥は少なくなった気もしないでもないですが。)

 

6月くらいから、緑色の大きな葉をつけた、

背の高い植物がたくさん生っている事に気づきました。

一体どんな花が咲くのだろうと、密かに期待していたんです。

 

なんとウバユリ(姥百合)だったんですよ!!

 

ウバユリと言えば、そんなに多くないと思いますが、

里山や雑木林などで、時々数本見る事がありますよね。

 

 

一見して白いテッポウユリに似ていますが、

1本の茎に、左右に段違いに生っているのが特色です。

ウバユリ(姥百合)という変わったネーミングですが、

姥(老女)のように、花が咲く頃には葉(歯)がないから

そんな変な名前がついたそうですよ。

 

 

匂いをかぐと、百合の花と同じような独特の香りでした。

(園芸種の百合の香りより弱いです。

辺りはそんなに香りませんでした。)

 

普通の百合のようにはパッと大きく開きません。

せいぜいこの位です。

 

少し傷みがありますね。

 

 

 

しべも白いです。

 

 

中はドット柄で、少し黄緑がかっていますね。

 

 

秋になると種ができますが、

緑から茶色になって熟してきます。(2017年撮影)

 

この種の袋がドライフラワーとして使えます。(2018年撮影)

 

この袋を揺らしてみると、

薄茶色のかなり薄いロウ紙のようなものが無数に入っています。

真ん中の濃い茶色のものが実際の種です。

パラパラと振ってみると、風に舞って散っていきますが、

種の数の多さに比べて、発芽しにくいようです。

発芽しにくいから、たくさんの種ができるとも言えますよね。

 

この公園の管理者は市ですが、

きっとウバユリを残して草刈りをするように

指示を出したのでしょうね。

とても嬉しい事ですが、果たしてここにこんなにたくさん

ウバユリがあるのを知っている市民は

どのくらいいるのかな?と思います。

せっかくだから見て頂けるといいのに。

でも、あまり知られると、今度は保護しづらくなるかも。

複雑ですね。

 

***

 

梅雨明け宣言が遅れているこちらの地方ですが、

蒸し暑い日々が続いています。

昨日も30℃を越えました。

 

そして、今日は更に気温が上がって、なんと33℃予報です。

傘マークもついてます。

できれば、高温になる前にひと雨下さーい! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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