ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

ベンセ湿原のニッコウキスゲ、カキツバタ、トキソウ

2020-06-15 06:07:41 | 風景・散策

6/8(月)に畑へ行ったついでに、

車で更に15分くらいの所にある「ベンセ湿原」へ行きました。

 

晴れていれば岩木山がキレイに見えます。

黄色く見えるのが「ニッコウキスゲ」です。

中央の三角屋根の下には、ベンチがあります。

 

 

一方通行になっていて、広いので混むまではいきませんが、

時々、逆から来る方々がいて、橋が狭くて大変です。

(入り口と出口の看板が誤解を生みやすいのです。

分かるように変えたらいいと思います。)

 

 

この地域には、年々風力発電機が増えていて、

湿原と巨大な人工物が似合いません。

(数年前まで数本しかなかったのに。)

 

 

大小の沼があちこちにあります。

葦原ではオオヨシキリが賑やか。

 

 

岩木山がまっすぐに見える沼。

コウホネなどの水草類が多かったです。

 

 

ニッコウキスゲです。

今年はやはり少し早い見頃を迎えました。

この花は1日でしぼむ「デイ・リリイ」です。

 

なので、つぼみはたくさん付いていて、

今日咲いたら、もう明日は別の花が咲きます。

その日、その日を精一杯に咲いているのですね。

 

 

この湿原には、青い花も色を添えています。

 

カキツバタです。

中央に白い線が入っています。

 

 

実は、6月後半頃から、ここには「野花菖蒲」も咲くのですが、

この「カキツバタ」を「野花菖蒲」だと勘違いされる方もいます。

「菖蒲」類は、中央に黄色い線が入っています。

 

 

ここの湿原には珍しい植物もあります。

 

これは「トキソウ」です。

薄いピンクですが、もう少し濃いピンクのもありました。

この花も年々減ってきています。

3つに裂けた花弁が独特です。

 

 

これは「ヒメレンリソウ(姫連理草)」です。

マメ科の植物です。これも点在しています。

 

 

アズマギク(東菊)。キク科の多年草。

 

以前は群生していたのに、今年見たら、こんなひょろひょろに。

こんなのが数本だけありました。

以前は雑草も少なく、背丈の短いかわいいアズマギクが

たくさんありました。残念。

 

 

どこにでもあるニガナ。

 

 

同じ仲間の「シロニガナ」です。

これも点在しています。

 

これは名前がわかりません。

 

「ニッコウキスゲ」は6月後半まで見られ、

順次「野花菖蒲」が咲いてくれますが、

これも減少傾向にあります。

 

ニッコウキスゲ(日光黄菅)

キスゲ亜科の多年草。別名「ゼンテイカ(禅庭花)」。

50~80cm、6枚花びら、一日でしぼむ一日花。

 

トキソウ(朱鷺草・鴇草)

ラン科 トキソウ属の多年草。10~30cm。

和名の由来は、トキの羽の色(朱鷺色)に似ている事から。

 

 

 

***

 

こちらも昨日、梅雨入りしたようです。

今日は畑に行く日ですが、天気がどうなりますやら。

未明には大雨が降りました。

 

先日ポットに蒔いた豆類とトウモロコシが発芽しました!ホッ!

やはりポットに種まきの方が早いし、安心ですね。

もう少し苗が育ってから移植したいと思います。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする