いつも行く公園の近くに大きな川があり、
葦原が広がっています。
最近は護岸工事のため、木々が伐採され、
以前来ていたノビタキやベニマシコなどの小鳥が
本当に少なくなってしまいました。
ただ、こんな川原でも、毎年夏に必ず来るのはオオヨシキリですが、
今年はコヨシキリの声も盛んに聞こえて来ます。
(6月初旬撮影)
コヨシキリ
葦の茂みや、混み合った枝にいることが多く、
おまけに小さい小鳥なので、
声を頼りに居場所を探すしかありません。
目の上の白線が特色の1つです。
オオヨシキリは「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴きますが、
コヨシキリは「ピリリ、チリリ」と鳴きます。
別の個体です。正面顔は凜々しいですね。
オオヨシキリは19㎝、コヨシキリは13㎝。
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川原にはカッコウがよく現れます。
この日のカッコウさんは長い時間、伸び伸びした声でよく鳴いて、
自分の存在をアピールしていましたよ。
カッコウの鳴き声ほど長閑なものはありませんね。
尾がピーン!!
モズ君も久しぶりに川原に来てくれました。
こちらも自己アピール必死。
そう言えば、雄のモズは久しぶり。
私のフィールドは何故か女子モズが多いです。
あっ! 急に飛んで行ってしまいました。
もう少し見ていたかったなあ。
この川原に以前のようにいろんな小鳥が来てくれるのは
いつのことになりますやら。
またノビタキの姿をここで見たいものです。
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先日からTVで報道されているように、
「わさお」君が13歳で犬生を全うしました。
人間だと90代ということです。
いつもお店の横の小屋の中で、大勢の方々に見つめられて、
時には疲れていたかもしれないのに、
存在そのものが癒やしとなってくれたと思います。
お疲れ様、ありがとう。