ひとつの手から生まれるもの

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おっきな絵

2010-10-22 14:59:25 | あそび


こどもの頃、歩行者天国になると道路いっぱいに
おっきな絵を描いた。

今、家の前の道路はこども達がチョークでのびのび
描いた絵で埋め尽くされている。雨が降る度書き直し。
チョークは2箱位あっという間に消費されてしまう。
雨の日は家中の窓ガラスに目いっぱい絵を描く
(ガラス用のクレヨンですよ~)

躊躇無く手が動いていた頃が懐かしい。
媚ていない絵は勢いがあってどれもいいな~。


最近、絵を描き始めた頃をよく思い出しています。
高校を卒業したばかりの青年に絵の家庭教師をはじめた
ので、特にこの年頃の時の自分を振り返ります。
なんのためらいも無く描き続けていたな~…と。
抽象表現主義の、身体をすっぽり包み込んでしまう巨大絵画が
特に好きで、海外や国内の美術館を周ってはモーリス・ルイスや
マーク・ロスコの作品に惹かれていました。

授業では始めに、出来るだけ大きな紙に大きなストロークで
強弱をつけた色んな線を思いっきり描いてもらいます。
次に30秒クロッキー!なんせ30秒しかないのだから、全感覚
フル回転します。
「感覚を開ける」作業と呼んでいますが、
その後は落ち着いてじっくりモチーフを描いてもらっています。

「感覚を開ける」 自分の日々の中にも必要だなあ。
教えることは、同時に学ぶことでもあるんだなと実感します。


マーケットの作家さん達、ものづくりのきっかけ話など
今後聞かせてくださいね。




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