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日常の視点

breakfast

2008年11月13日 | ROHAS Life


朝の新習慣「りんごとにんじんのジュース」

料理研究家・食育実践研究家・エッセイストの宮成なみさんと、最近お仕事柄よくご一緒する機会があるのですが、先日彼女はカプチーノの上にバッグからマイシナモンパウダーの小瓶を取り出し、ドバドバドバっと泡の上にシナモンを振りかけていました。
その半端ない量にびっくらたまげてしまいましたが、料理研究家で健康や体のことにも詳しいなみさんのこと、きっと何か特別な理由があるに違いない、と思っていたら、彼女の口から出てきたのは「体を温める」ということに対する取り組みの数々でした。

コーヒーは体を冷やすもの。体が冷えると病気になりやすい。
だから、生姜やシナモンなどで体を温めるように工夫するのです、というようなことを教えてもらいました。
そんないろんなお話の中でbreakfast(朝食)についてのことがあって、「fast(断食)をbreak(やめる)食事」という意味なんだというのを聞いて、ちょっと感心を持っていたら、図書館で早速目に付いたのが「「体を温める」と病気は必ず治る」石原結實著・三笠書房という本。

借りてみたら、なみさんが教えてくれたことがしっかりと記されていて、これは東洋の漢方に基づく考え方なのだとわかりました。
普段なら胡散臭くて手にもとらないような本だけど、興味を持たせてくれたなみさん、ありがとう!

その本によると、現代の日本人は大体が食べ過ぎで体を冷やす結果を招いているんだそうで、ちょっと断食するくらいが血が綺麗になって体も温まり、健康に近づくということです。
たしかに、本当は食べたくないんだけど、食べなきゃいけない機会が多すぎるなあ、食べ過ぎて苦しいなあと思うこともよくある私達の生活で、晩ごはんをしっかり食べて、晩ごはんからプチ断食を始めて、朝はジュースだけにして、昼も軽めで消化のいいものを摂取して、また晩ごはんになれば、1日で考えると食べる量も結果的に減っているのかもしれません。

その本によると朝の万能ジュースはリンゴ1個とにんじん2本だけで作るジュースをジューサー(ミキサーではなくジューサミキサーでもない)で作って飲むだけというもの。
このジュースがすごくおいしいので、ここ5日くらいずっと続けています。
わけあって朝ごはんを食べずに出勤して、またわけあってお昼はほか弁を食べている彼にも、朝ジュースを飲んでいくという習慣がついたら体はもっと健康になるかもしれないなあと思って、まずは私から取り組んでいるところです。
うちにはジューサーミキサーはあるけどジューサーがないので、ミキサーでミキシングしたあと、ザルとさらしを使って繊維分を漉しています。
毎日のことなので、これを機会に専用のジューサーを買おうかなあと考えているところ。自分の両親含め、年配のご夫婦は朝ジュースを作って飲んでいるところが多いので、今は5日目ですが、これが一生の習慣になったらいいなあと密かに思っています。
でも私はまだ慣れていないので、これだけではお昼ご飯までの間に猛烈にお腹がすいてしまいます(涙)。そのうち徐々に胃も小さくなっていくのかな。
楽しみ!



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