make my style

日常の視点

朝の習慣[フレッシュオレンジジュース]

2008年03月01日 | ROHAS Life


冬は柑橘系の季節。
ありがたいことに福岡、それもいとしまでは柑橘の農家さんが多いようで、市場にいけば新鮮なオレンジが袋にたくさん入ってとても安い値段で売っています。

今までは当たり前すぎてそんなに目を向けていなかった柑橘類ですが、お正月に青森県から里帰りしていた友人の話をきいてちょっと認識をあらたにしました。

青森県ではりんごは安いけど、みかんは高いんだそうです。
考えてみれば当たり前の話ではありますが、段ボールでみかんを送ってもらうとなると送料のほうが高くつくんだそうで、滅多にみかんを食べられないとつぶやいていたその様子がなんだか印象に残っています。

そう考えれば、フルーツを食べるときでもやっぱり地元にたくさんあるものを食べた方が、地元の農家さんを支えることになるのかもしれないし、何より輸送コストがかからないってことはいいことだ、なんて思った折、頂き物の「はるか」や「スイートスプリング」というオレンジが剥いて食べるには食べにくく、絞ってジュースにしたらびっくりするほど美味しかったことに触発されて、それ以降は好んで市場に柑橘類を買いに行くことになってしまうほど好きになってしまいました。

グラス1杯分のジュースを採るのに、使用する柑橘は大きさにもよるけど大体3個くらい。色々試した結果、価格的にも味としてもおいしい普段の私なりの組み合わせは小さめのみかん「あまくさ」2個に大きめの「きよみ」1個のブレンドです。
つまり最近の市場の状況としては、「あまくさ」と「きよみ」が多く出回っていて買いやすいということかしれません。

柑橘を探すようになって気がついたことは、普通の「温州みかん」の出荷が少ないなあということ。色々な品種改良が進んで珍しい種類がやや高価な価格で売っています。温州みかんがもてはやされたときは、みなさんこぞってみかん農家に転身されて温州みかんを作る方が増えすぎると値崩れして、違うものに移る方が増えすぎると、温州みかんの量自体が減ってしまって
うーん
普段の何気ない私達の買い物の仕方と、作る方たちの先見性や計画性で、いろんなことが簡単に変っていってしまう世の中のしくみのようなものを感じて思わず考えさせられてしまいます。

オレンジを絞った後は、柑橘系の皮から出てくるエッセンシャルオイルのおかげでいい香りがキッチン一面に漂います。
私はこの香りが好きで(アロマテラピー的にいえば、ウキウキと楽しい気分になる効果があるそうですよ)朝のシャワーのときにもお風呂の床にスウィートオレンジのエッセンシャルオイルを3滴くらい垂らして湯気の中にオレンジの香りがするようにしています。
毎日のちょっとしたことですが、私はこの習慣を気に入っております。



最新の画像もっと見る