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日常の視点

モンスーン・カフェ お台場

2005年11月21日 | restaurant



長く飲食大手で働いていた経験があり、
グローバルダイニング系列のお店はどれも大体知っているのですが

なかでも、モンスーンカフェは、
カリフォルニアのサンタモニカのお店しか行ったことがなく
日本では行ったことがなかったので、
今回は、台場のデックス東京ビーチと隣接する
【モンスーンカフェ お台場店】で食べてみました。

相変わらず入り口からウエイティングの列が出来ている(店内にもウエイティング席に20人くらいは座って待ってるような気がする)にも関わらず、
「何分くらい待ちますか?」という私の問いに、
女性のエスコート担当者は「15分です」と即答。

むむむ。。。
こやつ、できるな(笑)

こんなに並んでるのに15分と言い切るからには、
きっとすごく効率よくまわってるシステムで動いてるんだな~と
待ってる間から期待感が高まってきました。

こういう感覚は、実際に飲食店をやってる人ならわかると思うけど
普通は、考えない感覚かもしれませんね。

そうこうしている間に(10分くらい、メディアージュのソニースタイルにおりました)
店内のウエイティング席に通されて、
ドリンクを作る細長いカウンターの中に、ドリンク製作担当者がたった1人。

私たち待ってるみんなは、そのカウンターに向かい合って座って待っているのですが
この眼鏡をかけた学生風情(21歳くらいに見えました)のドリンク担当くんが
すごい勢いで、たったひとりでオーダーをさばいている。

その動きにはひとつも無駄がなく、サブ伝票がピピピと出てくる音にさっと反応し、
頭の中でいろんなことを組み立てて、
一度に7~10人分くらいの(作業スペースの都合上、10人分くらいしか並べられないのがみそかもしれません)
のグラスを一度にまとめて出し、まとめて氷をつめ、
どれも同じ出来上がり時間になるように、まとめて作り、
そしてあっというまにまとめて提供し、

次の伝票10枚くらいに着手する。

それをサポートするドリンク提供担当者は、ひたすら、出来たドリンクを運び、
電話をとり、ドリンクカウンターの什器や食材、氷の補充を
カウンターに声かけして汗だくでやっている。

彼らはその仕事をまっとうしているというプロ意識が感じられて、
ホテルの慇懃無礼に見える接客スタイルよりもはるかに好感がもてて

あっという間に約束の15分がすぎ、「おまたせしました!ご案内します」という
エスコートの声が私たちに呼びかけると

ちょっとオーダーするのが楽しみになってくる。

こういう入り口から楽しいレストランはいいもんだ。

ふと血が騒いできた私です。

長くなってきたので、次回はオーダー編で(笑)。





◇モンスーンカフェ お台場
WEBhttp://www.global-dining.com/site/restaurants/index.cfm?resID=106&page=detail&lang=JP&chainId=3