鍵盤にバランスピンのための穴をあける道具。右はチェンバロ用に最初に作ったもの、真ん中はクラヴィコードを作るようになって少し小さめに作ったもの、左は今回の製作にあたってクラヴィコード専用に作ったもの。
今までは、バランスピンはチェンバロと同じ2.5ミリの太さにしていたが、思うところがあって今回は2ミリにすることにした。それと鍵盤を押したときのストロークの浅いクラヴィコードではもっと幅は狭くてもOKなので、無駄に大きな穴をあけたくないということもあって、道具を新しく作り直した次第。
適当な硬さで厚さが2ミリの材料がなかったので、鉄よりは硬いだろうとステンレス板を削って作ってみた。試しにいくつか穴をあけてみたが今までより細い上に素材が柔らかくて少し曲がってしまった。そのうち適当な材料を見つけないといけないが、とりあえず今回はこれでなんとかやってみよう。
やっぱり曲がるのが不安で…
チェンバロ、クラヴィコード兼用のものをクラヴィコード専用に削り直した。チェンバロ用には、最初に作った幅の広いものをそのうち削り直すことに。この2つはヤスリを削って作ったものなので、硬さはじゅうぶん。ただ、厚さを0.5mmほど薄くするのに砥石でひたすら研ぐこと2時間(1月9日記)