「八日目の蝉」「いのちの停車場」などの成島出監督が
役所広司を主演に迎え、国籍・文化・境遇を超えて
家族を作ろうとする人々の姿を描いたヒューマンドラマ。
山里でひとり孤独に暮らす陶器職人・神谷誠治のもとに、
一流企業のプラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の息子・学が
婚約者ナディアを連れてやって来る。
学は結婚を機に退職して焼き物を継ぎたいと話すが、誠治は反対する。
一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人の青年マルコスは、
半グレ集団に追われていたところを助けてくれた誠治に亡き父の姿を重ね、
焼き物の仕事に興味を持つように。そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアを悲劇が襲う。
お薦め度☆☆☆