大分県の国東半島の北の付け根に位置する豊後高田市。
歴史的に商業都市として栄えてきた商店街でしたが、モータリゼーションの進展や郊外型大型店の国道沿いへの進出等により、商店街には空き店舗が増加し、賑わいを失ってしまいました。
今や『昭和の町』として脚光を浴びはじめ観光客、視察団、報道陣で賑わう奇跡の町として知られるようになりましたが、「昭和30年代」というテーマを見つけるまでに、実に9年の歳月を費やしたそうです。 その後、具体的な取り組みを始めるまで4~5年が経過したということで、「奇跡は1日にしてならず」ということを改めて実感しました。
町の歴史に埋もれ忘れられた町の個性を発掘し、誇りある町の個性によるまちづくりが必要だという信念のもと、これまで取り組みをされてきた関係者の方々にとても頭が下がる思いがしました。
私たちの視察研修の様子が豊後高田市HPに掲載されていました。
2006/04/24付け「金谷先生登場」というトピックです。
http://www.showanomachi.com/index.html#
昭和の町では、来訪者へのおもてなしとして、あちらこちらで試飲・試食がありました。買わなくても素敵な笑顔で「ありがとうございました!」の声。
おからコロッケを試食させて頂いたお肉屋さん。
昭和の町の案内人。「一店一宝」として展示されている冷蔵庫を紹介しています。
ダイヤル式の公衆電話がありました。なつかしー。
赤い電話、何だか懐かしいです。
今の子供に、この電話を掛けさせると
丸の中の数字を一生懸命に押すらしいですよ~
時代は、どんどん変化してますよね。
この頃は、古い物が素敵に見えますよね。
不思議です。
昔は改札には、切符きりの人がいましたが、今は自動改札機。
あと、10年後くらいには、
「駅で切符を切る職業があったんだー」
って、ことになりそうですね。
古い物が素敵に見えるのは、新しい価値観が生まれたんでしょうね。