ＪＩＮＳはやっぱり凄い

メガネは「視力の矯正のためのモノ」という常識を破り
新しい需要を開拓したＪＩＮＳ。

昨日、下記のような記事が掲載されました。

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■JINS純利益91％減～既存店不振、円安も響く。9～11月
20140115　日経

眼鏡専門店「ＪＩＮＳ」を展開するジェイアイエヌが14日発表した2013年９～11月期の連結決算は、純利益が7000万円と前年同期比91％減った。

※急成長の牽引役だったパソコン用など機能性メガネの需要が一巡し、既存店の売上高が減った

※対策
主力の「エア・フレーム」を刷新する他、中高年向け商品を充実させる等して客単価を上げる。
＋
パソコン用以外の機能性メガネの販売を増やす

※元記事

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私も実はJINSのメガネを使っており、
昨日、たまたま替えのメガネを買いに行ったのですが
そこでちょっと驚く体験させてもらいました。



視力検査が終わり、
料金支払をしようという段階でのこと。

レジの男性スタッフにカードを渡そうとしたとき、
脇から女性スタッフからタブレット片手に
突然、以下のように声をかけられたのです。

「同じタイプの商品がJINSサイトなら2000円安く手に入りますよ。
但し、在庫次第ですが１～２週間余計に時間はかかりますが」

「えっ？」

一瞬、意味が分かりませんでした。

そしたら
男性スタッフも
「どうされますか？」
と一言。

そこでようやく
ここで商品購入をやめて
JINSサイトで買っても良いのだ、
ということが分かりました。

・・・「うーん、凄い」。




続けて女性スタッフが

「そのタイプがお気に召しているのなら替えのメガネや、
或いは先ほどご質問のあったMoistureについても
サイトでしたら、お安く手に入りますよ」

と言ったので、

それから
「どうされますか？」
と言った男性スタッフの表情に複雑な表情が浮かんでいる感じだったで


もしかしたら
二言目の「替えのメガネ」等のことを言おうとして、
声掛けトークを失敗したのかもしれませんが、

それにしても、
このタイミングの声掛けは凄いです。



最近、ショールーミングという話が話題になっていますが
ＪＩＮＳは店員の接客も加えて、
店頭からECへの流れを具体的な導線にしようとしている
ということなんだと思います。

加えて、この声掛け一発が、

●JINSが、個々の店舗の売上本位ではなく、
　オールJINSとして顧客本位であることのアピール。

●「替えのメガネのおススメ」「新製品Moistureの宣伝」。

にまでなっているという・・・。




JINSという会社の一体感、社員のモチベーションの高さを感じました。

これぞ若い会社、そしてＳＰＡの強みですね。



良い勉強をさせてもらいました。






※追伸
で、肝心の商品ですが、
もちろん私はその店での購入を選択しました。
さすがに、
顔がぴくぴくしている男性店員の前で
「じゃあ、ＥＣで買います」とは言えませんよね～。




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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”