・・・が非常に分かりやすくまとめられた記事が昨日の日経に掲載されました。
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■復調ファミレス、出店増~すかいらーく、昨年比2倍の30店。
ロイヤルホスト、店舗数7年ぶり増~くつろぎ求め客足戻る
20140116 日経
ファミリーレストラン各社が出店攻勢に転じる。すかいらーくは2014年に13年の2倍の30店超を計画。ロイヤルホールディングス(HD)は「ロイヤルホスト」の総店舗数を7年ぶりに増やす。ファミレスはファストフードとの競争激化で00年以降、10年近く不振が続いていた。リストラ効果に加え、ゆっくり食事をしたい消費者を取り込んで客足が戻っており、低迷期を脱しつつある.
(以下抜粋)
※ファミレスの復活と入れ替わるように不振が目立ち始めたのが、ファストフードだ。
13年1~6月のファミレスの売上高が前年同期比で3.0%だったのに対し、ファストフードは0.3%減。11月は1.1%減と2ヶ月連続マイナスだった。
※「手軽な食事コンビニへ。ファストフード苦戦」
○ファストフードの状況
マクドナルドや牛丼チェーン業績低迷の原因の一つが「夕食需要の減少」だ。
↓
ファストフードは朝食や昼食は堅調だが、夕食になると様相が変わる
↓
若者層を中心に夕食をとる時間帯が遅くなる「晩食化」が広がっている
↓
コンビニ弁当や総菜は一品当りの平均単価が500円前後とファストフードに近い上、自宅でいつでも食べられるので「ファストフード~コンビニに顧客シフトが進む構図」になっている。
○一方のファミレスの状況
ロイヤルホストやデニーズは、ファストフードやコンビニとの違いを出すため、低価格路線と一線を画し、平均単価1000円を基準にメニューを開発してきた。
↓
シニアや家族客の需要をつかむとともに、「プチぜいたく」志向も捉えて業績回復を実現した。
※外食業界の今後
時間と価格、品質を巧みに調整し、コンビニの価値を上回る商品やサービスを提供することが、今後の外食産業の成長力を育むことになる
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コンビニの事業拡大が続く中
その影響を受ける業態が今どんどん広がっています。
コンビニとの差別化。
・コンビニでできないことをやる。
・コンビニに提供できない価値を作り提供する。
ということは、
どんな業種でも常に考えておかなくてはならないことかもしれません。
それはさておき・・
個人的には
コンビニがこれ以上勢力を伸ばしていくのは
生活者にとってけっして望ましいことではない
と思っています。
身の回りからどんどん特徴のあるものが消えていき
商品やサービスが均一化していくのはどうなんでしょうか?
そもそも私は
「PB」が「パクリブランド」の略だと思っていることもあるので
猶更、この状況があまり気持ちよくありません。
だいたい、
PBを作って売る時、
元商品を開発したメーカーにちゃんと挨拶はしているのでしょうか?
オリジナルのアイデアを生み出しヒット商品を作っても
コンビニがそっくりのものを作って大量販売してしまえば
後が続きません。
これだと、日本の産業は疲弊していくのではないでしょうか?
また、道義上で見ても、どうなんでしょうか?
売れれば何でもありってもんじゃありません。
というワケで、
記事にある外食、ファストフードはもちろん、
他の流通、メーカーの皆様には、
生活者が飛びつくオリジナルのサービスや商品を生み出し続け、
コンビニを元の「コンビニエンスストア」の位置に戻してもらいたいな
と思っています。
頑張ってください!!!!
※別にコンビニを否定しているわけではありません。
コンビニのオリジナルの価値を生み出した素晴らしい業態で、
それはそれで大いに重要と思っています。
念のため。
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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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■復調ファミレス、出店増~すかいらーく、昨年比2倍の30店。
ロイヤルホスト、店舗数7年ぶり増~くつろぎ求め客足戻る
20140116 日経
ファミリーレストラン各社が出店攻勢に転じる。すかいらーくは2014年に13年の2倍の30店超を計画。ロイヤルホールディングス(HD)は「ロイヤルホスト」の総店舗数を7年ぶりに増やす。ファミレスはファストフードとの競争激化で00年以降、10年近く不振が続いていた。リストラ効果に加え、ゆっくり食事をしたい消費者を取り込んで客足が戻っており、低迷期を脱しつつある.
(以下抜粋)
※ファミレスの復活と入れ替わるように不振が目立ち始めたのが、ファストフードだ。
13年1~6月のファミレスの売上高が前年同期比で3.0%だったのに対し、ファストフードは0.3%減。11月は1.1%減と2ヶ月連続マイナスだった。
※「手軽な食事コンビニへ。ファストフード苦戦」
○ファストフードの状況
マクドナルドや牛丼チェーン業績低迷の原因の一つが「夕食需要の減少」だ。
↓
ファストフードは朝食や昼食は堅調だが、夕食になると様相が変わる
↓
若者層を中心に夕食をとる時間帯が遅くなる「晩食化」が広がっている
↓
コンビニ弁当や総菜は一品当りの平均単価が500円前後とファストフードに近い上、自宅でいつでも食べられるので「ファストフード~コンビニに顧客シフトが進む構図」になっている。
○一方のファミレスの状況
ロイヤルホストやデニーズは、ファストフードやコンビニとの違いを出すため、低価格路線と一線を画し、平均単価1000円を基準にメニューを開発してきた。
↓
シニアや家族客の需要をつかむとともに、「プチぜいたく」志向も捉えて業績回復を実現した。
※外食業界の今後
時間と価格、品質を巧みに調整し、コンビニの価値を上回る商品やサービスを提供することが、今後の外食産業の成長力を育むことになる
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コンビニの事業拡大が続く中
その影響を受ける業態が今どんどん広がっています。
コンビニとの差別化。
・コンビニでできないことをやる。
・コンビニに提供できない価値を作り提供する。
ということは、
どんな業種でも常に考えておかなくてはならないことかもしれません。
それはさておき・・
個人的には
コンビニがこれ以上勢力を伸ばしていくのは
生活者にとってけっして望ましいことではない
と思っています。
身の回りからどんどん特徴のあるものが消えていき
商品やサービスが均一化していくのはどうなんでしょうか?
そもそも私は
「PB」が「パクリブランド」の略だと思っていることもあるので
猶更、この状況があまり気持ちよくありません。
だいたい、
PBを作って売る時、
元商品を開発したメーカーにちゃんと挨拶はしているのでしょうか?
オリジナルのアイデアを生み出しヒット商品を作っても
コンビニがそっくりのものを作って大量販売してしまえば
後が続きません。
これだと、日本の産業は疲弊していくのではないでしょうか?
また、道義上で見ても、どうなんでしょうか?
売れれば何でもありってもんじゃありません。
というワケで、
記事にある外食、ファストフードはもちろん、
他の流通、メーカーの皆様には、
生活者が飛びつくオリジナルのサービスや商品を生み出し続け、
コンビニを元の「コンビニエンスストア」の位置に戻してもらいたいな
と思っています。
頑張ってください!!!!
※別にコンビニを否定しているわけではありません。
コンビニのオリジナルの価値を生み出した素晴らしい業態で、
それはそれで大いに重要と思っています。
念のため。
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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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