「窓を開けない特需」って(笑)

東京は今、異常なことになっています。

日曜に渋谷に出たときもビックリしました。
何しろ、どこもかしこも、マスクをした人だらけ。
デート中のカップルまで、互いにマスクしているんですから。


面白いのは（なんて言ってられないかもしれないけど）、
ここ数年で、マスクの意味が急速に変化したこと。

・風邪を引いた人がするもの
　　↓
・大氣を直接吸わないためにするもの

って感じ。

ホント、こうした変化で
マスク人口が一気に拡大しました。



で、下記の記事。

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ＰＭ2.5、花粉イヤ　空気清浄機や部屋干し洗剤人気
窓を開けずに過ごす家庭増える
2013/3/13 日経

　中国からの大気汚染物質「ＰＭ2.5」や黄砂の飛来、例年を上回る量の花粉の飛散が重なり、窓を開けないで室内で過ごす家庭が増えている。このため、空気清浄機や部屋干し洗剤など対策商品の売れ行きが好調だ。出荷量が前年比２倍超に伸びたマスクに限らず、家電や日用品にも「窓を開けない」特需が広がっている。

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「窓を開けない特需」って良いネーミングですね。
（盛り上がっている場合か、とも思いますが）


風が吹けば、桶屋が儲かる、
って話じゃないけど、

環境変化に反応して、生活者が動く。
生活者が動くと、市場が動く。


今の時代、
大気汚染の問題に限らず、
そんなメカニズムが
やたらとハッキリ、
現象として表に出ているような気がします。

これって
環境の変化のめまぐるしさのせいもあるけど、
それを受け止める
生活者自体、日本人自体の質も
変化して来ているせいじゃないかな、
とも最近思います。

踊らされやすくなっていると言うか・・・。



状況を常に見て
生活者の動きを待ち伏せできたところが
成功するんだと思いますが、
そう考えると
今はそれが極めて読みやすくなってるのかも・・・。





家族が窓を閉め切って家に閉じこもっている中、
外に出て歩き回っている営業諸兄。
何だか割り切れない気もしますが、
今はビジネスチャンスがつかみやすい時代なんだと思います。

お互い、頑張りましょう。





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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”