『情熱の花』 カテリーナ・ヴァレンテ
”Tout l'amour” Caterina Valente 【YOUTUBEより】
原曲はベートーヴェンが1808年に作曲したピアノ曲『エリーゼのために』で、これを1957年に米国のバニー・ボトキンが
ポップ調にアレンジして”Passion Flowers”となり、1959年にダリオ・モレノが仏語で作詞したカテリーナ・ヴァレンテ盤が
ヨーロッパで大ヒットしました。
日本でも1959年8月に【今週のベストテン】に登場すると一気にベスト・ワンに輝き、同年の年間ベストテンにおいても
6位となる大ヒットになりました。
タイトルの”Tout l'amour”は「愛のすべて」という意味なのですが、邦題はバニー・ボトキンの”Passion Flowers”から
『情熱の花』となっています。
歌詞の内容は、「あなたへの愛のすべては 火のように熱く 日毎にさらに強くなり 永遠に続く」という熱い熱い恋歌で、
「これこそが愛のすべて」だと世界中に宣言するかのように高らかに唄い上げています。
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