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映画音楽史(109) 『アラモ』 1960年公開

2014-04-22 00:19:14 | 映画音楽



『アラモ』 The Alamo (米) 1960制作
監督 ジョン・ウェイン
音楽 ディミトリー・ティオムキン
主演 ジェームズ・ボウイ … リチャード・ウィドマーク
    デイヴィー・クロケット … ジョン・ウェイン
    ウィリアム・トラヴィス … ローレンス・ハーヴェイ
    ヒューストン将軍 … リチャード・ブーン
    スー・ディキンソン … ジョーン・オブライエン
    フラカ … リンダ・クリスタル
主題歌 『遥かなるアラモ』 ( The Green Leaves Of Summer ) 演奏・サウンド・トラック盤
挿入歌 『アラモの唄』 ( Ballad of the Aalamo ) 演奏・サウンド・トラック盤
挿入歌 『皆殺しの唄』 ( Deguello ) 演奏・サウンド・トラック盤

1836年、当時メキシコ領テキサスは独裁者サンタ・アナの圧政に苦しんでいたが住民の独立の気運が高まり
ついにメキシコ軍との戦いが始まる。戦いの指揮をとったのはヒューストン将軍で、アラモに砦を築いて
メキシコ軍を迎え撃つ。180人の守備隊に対して7000のメキシコ軍との戦闘が始まる。多勢に無勢、守備隊の
敗色は濃厚となり、サンタ・アナは最後通告を出して婦女子を砦から立ち退かせると総攻撃をしかけた。
義勇士としてかけつけたデイヴィー・クロケットも倒れアラモ砦は玉砕した。

主題歌及び挿入歌はすべてディミトリー・ティオムキンの作曲で、『遥かなるアラモ』と『アラモの唄』は
ポール・フランシス・ウエブスターが作詞しました。
映画ではタイトルバックに『皆殺しの唄』と『遥かなるアラモ』がメドレーで流れ、また、死を覚悟した守備隊が
愛する妻子を砦から逃がすシーンでも『遥かなるアラモ』のインストゥルメンタルが使われていました。
映画が製作された時は『遥かなるアラモ』はフェビアンが唄っていましたが、70ミリ版ではカットされています。
サントラ盤の演奏はいずれもディミトリー・ティオムキン楽団ですが、レコードとしては『遥かなるアラモ』は
ブラザーズ・フォーで大ヒットし、『アラモの唄』はマーティ・ロビンス盤がリリースされています。

A time to be reaping  A time to be sowing
The green leaves of summer  Are calling me home
Was so good to be young then  In the season of plenty
When the catfish were jumping  As high as the sky

↓はブラザーズ・フォーの『遥かなるアラモ』 YOUTUBEより