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映画音楽史(93) 『最後の楽園』 1958年公開

2014-04-03 00:10:29 | 映画音楽



『最後の楽園』 L'Ultimo Paradiso (伊) 1957制作
監督 フォルコ・クイリチ
音楽 フランチェスコ・ラヴァニーノ
主題歌 『パペーテの夜明け』 ( Sunrise At Papeete ) 演奏・サウンドトラック

イタリアの紀行シリーズの一編で、南太平洋ポリネシアの島々におけるドキュメンタリー映画。
タヒチやニューヘブリディーズ諸島の自然や風習を紹介したもので、命をかけた成人の儀式・
海への恐怖感を克服する少年・文明生活への憧れ・部族の結婚式の四話から構成されている。

音楽担当はフランチェスコ・ラヴァニーノ (作曲) で、それぞれの挿話の内容と情感を組曲風に作成、
特に有名な第三話の『パペーテの夜明け』は現地の民族音楽をアレンジしたものです。
また『パペーテの夜明け』は、1963年制作・公開の『南海の楽園』でも使われていました。
サウンドトラック盤はラヴァニーノ楽団で、日本ではフィルム・シンフォニック楽団でもヒットしました。

↓はサウンドトラック盤の『パペーテの夜明け』 YOUTUBEより