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映画音楽史(37) 『第十七捕虜収容所』 1954年公開

2014-01-27 00:27:10 | 映画音楽



『第十七捕虜収容所』 Stalag 17 (米) 1953制作
監督 ビリー・ワイルダー
音楽 フランツ・ワックスマン
主演 セフトン軍曹 … ウィリアム・ホールデン
    ダンバー中尉 … ドン・テイラー
    プライス … ピーター・グレイヴス
    シェルバッハ所長 … オットー・プレミンジャー
主題歌 ジョニーが凱旋する時 ( When Johnny comes marching home ) 

第二次大戦末期のドイツ・第十七捕虜収容所を舞台にした脱出劇。
ここに米空軍兵たちが収容されていたが、捕虜の中にドイツのスパイがいることが明らかになる。
セフトン軍曹が疑われて皆に袋叩きにあうが、軍曹はプライスがスパイだと見抜く。
セフトンはプライスを囮にして、命の危険にさらされていたダンバー中尉と共に収容所から脱出する。

主題歌の『ジョニーが凱旋する時』はアイルランドの古い民謡です。
これにパトリック・バルモアが南北戦争の北軍の帰還兵を迎えるために反戦的な歌詞をつけたもの。
この映画では、捕虜たちが収容所内を行進するシーンで唄われています。
また、この曲はこの映画の他にも『風と共に去りぬ』『西部開拓史』『博士の異常な愛情……』
などの映画でも使われていました。
レコードとしては、ミッチミラー楽団と合唱団 のものが定盤です。

When Johnny comes marching home again Hurrah! Hurrah!
We'll give him a hearty welcome then Hurrah! Hurrah!
The men will cheer and the boys will shout
The ladies they will all turn out
And we'll all feel gay
When Johnny comes marching home.

↓は映画より『ジョニーが凱旋する時』 YOUTUBEより