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映画音楽史(28) 『アンナ』 1953年公開

2014-01-16 00:05:19 | 映画音楽



『アンナ』 Anna (伊) 1951年制作
監督 アルベルト・ラトアーダ
音楽 ニーノ・ロータ
主演 アンナ … シルヴァーナ・マンガーノ
    アンドレア … ラフ・ヴァローネ
    ヴィットリオ … ヴィットリオ・ガスマン
主題歌 アンナ ( Anna ) 唄・シルヴァーナ・マンガーノ

プロデューサーのディーノ・デ・ラウレンティスが妻シルヴァーナの魅力をPRするために作られた映画。
修道女のアンナは病院で看護婦として働いていた。そこへ重症を負った過去の婚約者アンドレアが運ばれてくる。
過去にアンドレアとバーテンダーのヴィットリオとの三角関係で事件を起こしたことがあったことを思い出す。
怪我の癒えたアンドレアはアンナに求婚するがアンナは尼僧の道を選ぶ。

主題歌の『アンナ』は、ロマン・ヴァトロ作曲、フランシチェスコ・ジョルダーノ作詞。
ブラジルの音楽「バイヨン」のリズムのこの曲は別名「エル・ネグロ・スンボン」(El Negro Zumbon)
映画ではフロ・サンドンスが吹き替えで唄っていた。後日シルヴァーナもレコーディングしている。

Ya viene el negro zumbon
Bailando alegre el baion
Repica la zambumba
Y llama la mujer

↓は映画『アンナ』の主題歌 YOUTUBEより