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『第三の男』 The Third Man (英) 1949年制作
監督 キャロル・リード
音楽 アントン・カラス
主演 ホリー・マーチン … ジョセフ・コットン
アンナ … アリダ・ヴァリ
ハリー・ライム … オーソン・ウエルズ
主題歌 ハリー・ライムのテーマ (Harry's Theme) ツィター演奏・アントン・カラス
カフェ・モーツアルト・ワルツ (Cafe Mozart Waltz) 同
アンナ・ウォークス・アウェイ (Anna Walks Away) 同
米国の三文作家ホリーが第二次大戦後のウィーンを訪れ、友人ハリーの葬儀に立ち会う。
ある夜、ホリーはヘッドライトの影に死んだはずのハリーの姿を見、彼の恐るべき秘密を知る。
ホリーは友情と正義そしてアンナへの愛情の狭間に悩みぬく。
モノクロだけに許される光と影のコントラスト美と独創的なカメラワークで見事に描かれています。
特に枯葉並木のラストシーンは心に沁みる哀感を誘います。
この映画の曲はすべてツィター奏者のカラス自身の作曲と演奏によっています。
全編にいくつかの曲が使われていますが、上記の三曲が特に有名です。
また、ハリー・ライムのテーマは一般に『第三の男』と称されています。
レコードはアントン・カラスの他にガイ・ロンバード楽団のものもヒットしました。
↓はアントン・カラスの『第三の男』 YOUTUBEより
↓はアントン・カラスの『カフェ・モーツアルト・ワルツ』 YOUTUBEより
↓はアントン・カラスの『アンナ・ウォークス・アウェイ』 YOUTUBEより