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映画音楽史(30) 『ライムライト』 1953年公開

2014-01-19 00:18:51 | 映画音楽



『ライムライト』 Limelight (米) 1952年制作
監督 チャールズ・チャップリン
音楽 チャールズ・チャップリン
主演 カルヴェロ … チャールズ・チャップリン
    テリー … クレア・ブルーム
    ネヴィル … シドニー・チャップリン
主題歌 ライムライト ( Limelight ) 

チャップリンが母国イギリスで撮った作品で、完成直後に赤狩りで米国を追放されることになる。
歩くことができなくなって自殺を図ったバレリーナのテリーを老道化師のカルヴェロが救う。
生きる勇気をもらったテリーはやがて一流のプリマになり、
落ちぶれ果てたカルヴェロを再起の大舞台に立たせる。
しかしその舞台で転倒したカルヴェロは舞台の裾で
ライムライトに輝いて踊るテリーの姿を見ながら静かに眠る。

主題歌の『ライムライト』はチャップリンが作曲、編曲者のレイ・ラッシュが記譜したもので
『テリーのテーマ』または『エターナリー』というタイトルもあります。
サントラ盤はありませんが、フランク・チャックスフィールドとヴィクター・ヤングの演奏が双璧です。

↓はフランク・チャックスフィールド楽団の『ライムライト』 YOUTUBEより