増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

勇気要りますね。

2012年05月23日 | アレルギー・NAET
イネ科花粉が来て、2週目。
そろそろみなさんの身体にも負担になってきているように感じます。
というのも、みなさんの身体の症状・反応にいろいろな形で出てきているからです。

そこで大きくウェイトを占めるのは、もちろんイネ科の麦と米です。
どちらも強烈なタンパクを持っていますから、消化・吸収するだけでも、かなりのエネルギーを要します。

しかし臨床的には、自分で避けられないもの、黄砂関連・花粉関連・光化学スモッグ関連という項目が優先されることがほとんどです。

肝臓をはじめとする臓器に対する、麦・米によるストレスは大きいけれど、自分の口にチャックをしておけば、もしくは手をそちらに動かさなければいいだけなので、避けられないものの優先度のほうが必然的に高くなるのです。

ちなみに今の私の健康レベルだと、1日に食べていいのは、麦1食・米2食です。
しかし多くの人は、麦0食・米0食(主食抜き)、もしくは麦0食・米1~2食とでてきます。
この量以上食べたら死ぬというわけではありませんが、自分の許容量異常を食べれば、自分のウィークポイントに対して何らかの症状を招くことは避けられません。

でてくる症状は、痛い・痒い・耳鳴り・めまい・咳・喘息・下痢・便秘・過敏症の悪化・不眠・疲労感・イライラ・パニック…、何でもありです。

「糖質抜き」を推奨している先生方もいらっしゃるので、こういうときは丁度いい、ということになります。
しかし米・麦の主食抜きは、勇気要りますよね。

そして、米・麦のほかに、肝臓の為に引き算しておくといいものはテレビです。

黄砂・花粉がひどいから外に出るなと言われたから、家でテレビ・ビデオをずっと見ているという人がいるのですが、これも逆効果。眼の疲れは肝臓に大敵なんですね。しかも電磁波関係では、なぜかテレビが一番よろしくない。

眼の疲れだけで考えれば、テレビ・パソコン・ゲーム・携帯・本・編み物などの細かい作業…、とにかく眼を酷使するものは最低限に控えておくべきと思っておけばいいでしょう。眼の疲れは首の痛み・頭痛・肩こりと繋がりやすいのですが、これは肝臓を介して、結果的に症状がそこにくるというわけです。

甘いもの・お酒はもちろんのこと、米ダメ、麦ダメ、外出ダメ、テレビダメ…とあれもこれもダメダメのシーズン。ダメダメ言われても、無理に我慢すること自体もストレスとなり肝臓に悪いですから、自分の欲求と症状とを天秤にかけ、上手くこの時期を乗り切っていただければと思います。

何事も、「ほどほど」が一番いいんですから。