生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

クエン酸がいい人・重曹がいい人・どっちでもいい人 その2

2022-05-17 | 体調管理
体質の弱アルカリ化を自分に合った方法で継続することが重要です。

当院で「弱アルカリ化対策」に使うアイテムは、以下の通りです。

重曹クエン酸水
重曹
クエン酸
梅干し・レモン・海草・野菜などのアルカリ食品

液体ミネラル(トレースミネラルのミックス)
個別ミネラル(カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・セレン・イオウ)特に大事なのは、カルシウム・鉄

プロバイオ(サッカロマイセス・ブラウディ、強ミヤリサン)
高オレイン酸ひまわり油
放電対策グッズ(アーシングマット、プラグインアース、アースリネンなど)


今回は体液の弱アルカリ化のメインとなる重曹クエン酸水・重曹・クエン酸の使い方を復習しておきます。

初めに断っておきますが、重曹クエン酸水は栄養素ではありません。これだけ摂っていてもダメです。
栄養バランスの良い食事を摂っていることが効果をもたらす大前提です。

重曹クエン酸水も、重曹も、クエン酸も、目的を果たすための手段のひとつで、目的を果たすためのカンニングです。
もちろん目的は朝一番尿pHのアルカリ化です。

朝一番尿が弱アルカリなら、寝ている間も体液は弱アルカリであるといえます。
寝ている間の体液が弱アルカリなら、潜在感染源が騒げませんから病理が進むことはなく骨貯金を下すことなく身体を治す方に働いてくれるからです。

弱アルカリ化の目的を改めて理解してもらいましたので、次は方法です。
重曹もクエン酸も、現代のように薬がたくさんなかった時代の「処方薬」であり「民間薬」でした。

「重曹クエン酸水」が飲める人は、1日の必要量(秋冬;300~500㏄/日、春夏;500~600㏄/日、体質・生活によっては800~1000㏄/日という人もいるので、自分にどれだけ必要かを体に聴く必要があります)を日中少しずつ摂ることを勧めています。

重曹クエン酸水が飲めない、もしくはたくさん飲めない人は、重曹クエン酸水(正味クエン塩)によって胃が刺激され、胃酸がより出ることに不快を感じている人です。ですから、もともと胃酸が多い人重曹クエン酸水やクエン酸が苦手(=これ以上要らない、もしくはアレルギーがある)な人が多いです。

そういう方は、重曹クエン酸水を無理なく飲めるだけ、食事と共にとっていただきます。
またはアレルギーのないH2ブロッカー(胃酸を軽く抑える効果;ガスター・シメチジンなど)を併用しながら、重曹クエン酸水を摂っていただきます。

「重曹クエン酸水の基本レシピ」は、「水300㏄にクエン酸をまず料理用小さじ1(約5g)いれます。それから重曹も料理用小さじ1(約5g)」いれます。
作るときに発泡しますから、必ず大きめの器で作るか、始めは100㏄の水で発泡させて、その後水を200㏄追加したほうがいいでしょう。
発泡の有無、冷たい・温かいの温度の差は、好みで調整してください。弱アルカリ化には関係ありません。

また水分の形では持ち運びが面倒という方は、クエン酸カプセル・錠剤を5~6g/日を目安に、自分に不快のない量をお使いください。

ただし気をつけてほしいことがあります。
「クエン酸カプセル・錠剤」をお使いの方は、「重曹カプセル」を同時に摂ると、胃腸内で発泡するため、腹痛・発泡による誤嚥の可能性も否めません。自分で試して大丈夫な方は自己責任で使ってもいいと思いますが、当院では両方をカプセルに入れて同時に摂ることは勧めていません
「メントス+コーラ」ですごいことになる、あれほどではないですが、気をつけておいた方がいいでしょう。


重曹は昔から「胃薬」として、そして「万能薬」として使われていました。
胃酸が多い人に対して、酸を抑える役割を果たします。また食後のアレルギー反応を緩和・解除するためにも重曹を使います。
DrラップのDVDでも、レメディでは症状が消えない場合に、追加重曹を使ってアレルギー症状を解決しています。
病院では、緊急時・めまい・アレルギー反応時に「メイロン」という点滴剤を使いますが、これは重曹の点滴バージョンです。

胃は強酸性によって、歯で物理的に砕いた食物を、化学的に消化(食べ物を細かく砕く)する場所です。
ですから、もともと胃酸の少ない人や、重曹=強アルカリ物質をたくさん入れすぎた場合胃の酸性度が下がります
それによって消化機能を低下させ、かつ腸内細菌が胃にまで進出してきます。

過敏性腸症候群・SIBOなどいろいろな腸疾患も、まず胃でしっかり酸の働きをしていないことが問題になります。
また胃潰瘍は胃酸が多すぎても、胃酸が少なすぎてもできるのです。
その原因は、食べ物・化学物質・重金属・電磁波・感染源・ストレスと多岐にわたります。
もちろん胃酸・酸に対するアレルギーという事も十分あり得ます。

自分の胃酸がしっかり出ているかどうかを調べるには、「ビーツ」を使います。
ビーツは水煮が売っています。野菜として、鉄分補給として、そのままでも、スープにしても便利に使えます。

ビーツの赤い色素は胃酸でしか分解できないため、多めのビーツを食べて、そのあとの尿が赤味がかっていれば、「色素を分解できていない」=「胃酸が少ない」と判断できます。

そういう方は、重曹クエン酸水、もしくはクエン酸カプセル・錠剤を多めに使って、胃酸をしっかり出して食事をした方がいいです。
クエン酸源としては、梅干しやレモン水も同様に使えます。

逆に胃酸が多い人は、クエン酸より重曹の方が、楽に使えるでしょう。
粉のまま飲んだり、オブラートにくるんだり、胃で溶けるのカプセルに入れて飲めば、重曹は胃酸と反応して発泡しますから、げっぷがしっかり出てきます。もちろん胃だけで働くわけではなく、腸管から吸収されてアルカリ源として働きます。

胃酸との反応によるロスを少しでも減らすため、胃を通過して腸で効果を発揮する「耐酸性カプセル」入り重曹を、寝る前に使っておくと、重曹クエン酸水だけでは十分下がり切らなかった朝一番尿のpHがしっかり7.4前後になります。
これは私が自分用に業者に依頼して作ったものを、興味のある方には実費でお分けしています。

耐酸性カプセル入りの重曹は腸内環境によっても、その反応が異なります
普通の方には1~2個なら大丈夫ですが、中には耐酸性カプセル入り重曹1個でも下痢する方がいます。
寝る前に飲んで、おなかが不快で眠れない、という状況なら、使用は勧めません。

そういう方は、まず腸内環境をクエン酸で整えたほうがいい方ですので、重曹クエン酸水をしっかり摂ってもらうようにします。
またpH調整のために寝る前に重曹を追加する際も、胃で反応させるため、オブラートにくるんだものを摂ります。

プロバイオもそうですが、使って下痢するものはやめましょう
もしくは下痢しない量まで減らして使いましょう


重曹クエン酸水、重曹、クエン酸、すべてにおいて、「アレルギーがなくても使えない」残念な人もいます
その場合は、ものが悪いのではなく、原因となる犯人(潜在感染源)の問題か、その人の体のシステムの問題です。
ダメな理由を明らかにし、それを一つずつ解決し、摂れる様になれば、体調管理と共に、体調の変化を実感していけると思います。


【 以下に重曹クエン酸水の材料、およびクエン酸カプセル・錠剤を挙げておきます。】

*重曹 1キロ https://amzn.to/3FWUgAT 3キロ https://amzn.to/3NpBRiD 4.7キロ https://amzn.to/3lj96bp

*クエン酸 1キロ https://amzn.to/3sK8BLz 2キロ https://amzn.to/3GaFGpz 3キロ https://amzn.to/3a96BWK 4.5キロ https://amzn.to/3wCjyzM

*クエン酸カプセル https://amzn.to/3yKtLNw

*クエン酸錠粒  https://amzn.to/38yyY01 https://amzn.to/3NkqU1v

*耐酸性カプセル入り重曹(0号・1号 ともに100個1300円) 増田カイロにて取り扱い 

斉藤 記


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