生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

乾燥時期にはビタミンA

2022-10-06 | 体調管理
0月の注意点には、もう少ししっかりビタミンAのことを書く予定でしたが、半分を災害関連に費やしましたので、ブログの方に挙げておくことにします。
まず基本的情報は以下サイトをご覧ください。

【ビタミンAおよびβカロテンに関する情報】
健康長寿ねっと
健康食品の安全性・有効性情報
オーソモレキュラー栄養医学研究所(ビタミンA)
オーソモレキュラー栄養医学研究所(βカロテン)
ウィキペディア
ビタミンの単位(田中消化器クリニック)


ビタミンAは普通の食事をしていれば欠乏しない、と「一般的」には言われています
しかし、皮膚・粘膜・目・解毒・免疫にかかわっているため、アトピー、花粉症、副鼻腔炎、感染しやすい、感染からの回復が遅い、喘息、食物アレルギー、口内炎、歯槽膿漏、動脈硬化性疾患(高血圧・糖尿・コレステロール・ひまんなど)、静脈瘤、がん、肝機能低下、関節性疾患、自己免疫性疾患、近視・遠視・老眼・色盲・光過敏・円錐角膜・白内障・緑内障・網膜剥離・角膜疾患・夜盲症などの眼科疾患、膀胱炎・頻尿・腎炎・前立腺炎などの泌尿器科疾患、子宮内膜症・子宮筋腫・不妊などの婦人科疾患、その他精神・神経性の疾患にも関わってくると思われますから、「どんな病態にも絡んでくる栄養素」なんだと思っておいたらいいです

肺・胃腸・子宮・膀胱・胆嚢・心臓・血管・リンパ管といった中空臓器・器官だけでなく、肝臓・腎臓・膵臓・脾臓・甲状腺・脳神経・筋骨格・横隔膜のような実質臓器・器官・組織においても、粘膜はありますから、

ビタミンAの不足症として良く言われる「夜盲症」は夜見えずらくなる病気です。
全く見えなくなることはありませんが、40代以降は普通に夜の運転が微妙に苦手になってくることは良くあることです。

また「老眼」と言われる病態も、加齢とともに足りなくなる「ビタミンA不足症」です。
ルテインやベリー類のポリフェノールなどがサプリでよく出ていますが、これらカロチノイドの補充よりも、まず初めに補給すべきは、「βカロテン」です。

もちろんβカロテンにも、使うサプリメントにもアレルギーのないことを確認してください。
アレルギーがあれば、逆効果で、βカロテンであっても、ビタミンAの副作用が起こりえます。
副作用のメインは、皮膚・粘膜症状ですから、皮膚がただれたり剥がれたり肥厚したり、目・鼻・口などの粘膜が腫れあがります。その他長期使用で、肝機能低下、免疫低下などにもつながるでしょう。

しわ改善目的でレチノール入りの化粧品があったり、ニキビ・乾癬などの皮膚科疾患でも動物性ビタミンA(まとめてレチノイド)はよく使われます。
ちなみに、宣伝では「純粋レチノール」という言葉を聞きますが、そんなものはありません。レチノールはレチノールです、女優さんには罪はないですが。
またレチナールは目に、レチノイン酸は皮膚疾患・ガン予防に使われています。

だからこそ、ビタミンAの不足は、皮膚にも、目にも、腫瘍免疫(がん)にも大事といえると思います。
ただ、動物由来のサプリは、「将来の安全性が保障できない」ということと、「アレルギーがあれは、逆効果のリスクが高い」という観点から、私は使いません。


これから寒暖差が大きくなりますから、風邪をひきやすくなりますから、粘膜免疫はとても大事です。
インフルエンザにとっても、新型コロナにとっても、ノロ・ロタウィルスや157による胃腸感染症にも重要です。

また冬が寒く感じる理由は「湿度の低下」です。
10~3月は高気圧優位で、湿度も低くなりますから、「皮膚・粘膜の潤い」が大事なのです。

室内の湿度は40~50%を維持できるようにしておきましょう。ただ、加湿器を使う場合は、カビにご注意ください。
エアコンよりも、灯油のファンヒーターのほうが、室内湿度を保ちやすく暖かいですが、身体に近いファンヒーターの電磁波はかなり強いですから、電場対策をお忘れなく。
オイルヒーターは空気を汚さずじっくりゆっくり温めたい方にはいいのですが、電気代はかなり上がります。ということは電磁波も相当強いので、電場対策は必須です。

皮膚が乾燥すれば、かゆくなり、ガサガサになり、切れたり、あれたりして、皮膚は肥厚していきます。
肥厚した皮膚には排泄能力がありませんから、汗もかけず悪循環になっていきます。
ボディーソープやシャンプーリンス、化粧品、洗濯洗剤はアレルギーのないものを選び、入浴後はアレルギーのない保湿剤を使っておきましょう。

またアレルギー性鼻炎、結膜炎、外耳炎・中耳炎・内耳炎、喘息、食物アレルギー、そしてIgA・IgE(体の兵隊)の関与は、代表的な粘膜の病態ですから、粘膜機能を維持するためにタンパク質+各種ビタミン・ミネラルの十分な補給と共に、粘膜が乾燥しないよう必要に応じてアレルゲンを避けるためのマスク・ゴーグルなどがあると助けになるでしょう。
また外出時、日差しを多く浴びる場合は、UVカットサングラスをして目を紫外線から守っておきましょう。

いろいろ書きましたが、一番大事なのは、ビタミンAをはじめとするすべての栄養素にアレルギーがないこと、
そして糖質・脂質・タンパク質・無機質(ビタミン・ミネラル・その他)において、過不足があれば、「多すぎる・少なすぎるがない」ように調整すること、です。

基本はいつでも同じ
食事・睡眠・排泄に問題ないか、そして弱アルカリ管理と共に、自分が嫌だと思うこと(ストレス)を減らして、自分が楽しい・うれしいこと(ご褒美)をふやしておくこと、ですね。

自分のハンドルを握っているのはあくまでも自分自身です
車線からはみ出したり、対向車線を走っていたり、というようなことのないよう、これからもご自愛ください。
斉藤 記
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