生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

NAETも量子の世界の医療

2022-10-05 | 斉藤の独り言
今年のノーベル賞が発表されました。
物理学賞は「量子もつれ、ベルの不等式の破れの確立、量子情報科学の開拓」における業績を評価されたアラン・アスペ、ジョン・クラウザー、アントン・ツァイリンガーの各氏に授与されました。

3氏は量子力学の発展に貢献。スーパーコンピューターや暗号化通信の研究に道を開いたことで「量子コンピューター、量子ネットワーク、安全な量子暗号化通信といった幅広い研究分野が誕生した」とロイターは報じてます。

これから最もワクワクする時代に欠かせないのが量子コンピューター
私のような普通の頭には到底ついていけない雲の上の世界の話です。

とはいえ、私が20年前に知り、今でも大事に育て続けているのが「NAET」だということは、このブログにお越しいただいている方なら大抵ご存じでしょう。
NAET施術では、筋力検査(NST)、そして質問応答検査(QRT)という手法を使っていることも、施術のことをご存じの方ならおわかりですね。実はここに「量子物理学」は関連しているのです。

特にQRTは、「時間」と「距離」に関係なく、自分の知りたいことを調べることができます。
これは特別な技術でもなんでもないですから、やってみたいと思う気持ちと、ひたすら練習しさえすば「誰にも可能」なものです


ただし、その正確性を上げるには、自分自身がアレルギーフリーでなければいけませんから、ひたすらアレルギー除去を進める、その一言に尽きます。筋力検査を報酬の発生する仕事で使っている人であれば、「当たるも八卦当たらぬも八卦」では困りますからね。

NAETを学びたい有資格者向けセミナーを増田カイロで行っていますが、まずNAETの入り口に立った方に「質問応答検査」に対する理解を深める助けとなる書籍として紹介しているのが以下の3冊となります。一般向けの書籍ですから、興味のある方は是非どうぞ。私もこれらの本を読むことで、この世界の持つポテンシシャルと可能性の大きさにぐいぐいと引き込まれましたから。(患者さんで読みたい方はクリニックで貸し出しできますので、お声をかけてください)

「あなたの細胞の神秘な力」ロバート・B・ストーン著 祥伝社
「植物は気づいている」クリーヴ・バクスター著 日本教文社
「なぜそれは起こるのか」喰代栄一著 サンマーク出版

ただ、こういう本は好きな人は好きですが、嫌いな人は嫌いですね。
科学的にまだ証明されていないから、再現性が実証されていないから間違いだとか、嘘だとか、宗教だとか言われる方がいますが、現代科学・医学においても解明できていない世界(検査法・治療法が確立していない疾患・病態)が世の中にはたくさんあるのです。
それでも、そこに関わる者は、何かを信じ前に進むしかないのです。

1633年に「地動説」によってガリレオ・ガリレイが有罪となったことは、皆さんご存じでしょう。
その撤回は1979年にローマ教皇によってなされ、350年後の1983年に無罪となりました。

これは科学というよりは宗教上の理念がもたらした「過ち」でしたが、その過去の過ちをローマ教皇が認めたことに大きな意義がありました。現代科学で証明・解明できないものであるなら、なおさらそれが「正しい」か「間違い」かは、自己責任において個人の判断に委ねられるべきでしょうと、私は考えます。

世の中に、絶対の善も、絶対の悪もありません
自分にとっての正解は、他人にとっての正解とは限らないのです。

自分を許し、認め、信じ、受け入れ、乗り越えることが本物の「愛」であり、それは「自尊心」という言葉にも置き換えることができます。
自尊心のある人は、他人が何をしようが、しまいが、全く気になりません自分は自分、他人は他人だからです。
基準となる物差しは一人一人異なることを心から理解しなければ、またガリレオが被ったのと同じ過ちが延々と繰り返されてしまいます。

質問応答検査(QRT)では、
「痛みに関係あるのは、食べたもの?飲んだもの?吸ったもの?…」
「症状をもたらしているのは、ウィルス?細菌?カビ?寄生虫?」
「栄養が足りてないものは、糖質?脂質?タンパク質?無機質?」
「この薬の有効性は10段階でいくつ?必要性はいくつ?要る?要らない?」
「手術の必要性は?病院はここでOK?この担当医でOK?手術日はこれでOK?」
「この問題はいつから?受精する前?お腹にいるとき?生まれてから?」
「あなたは〇〇にアレルギーがある?」
「あなたに必要なのは、足し算?引き算?」
「この学校・会社を受ける?受けない?自分に対する必要性は?」
「これ買う?買わない?」
「このセミナー受ける?受けない?自分にとっての必要性は?」・・・

といった具合に、多くは「目の前の患者さん」の「今現在のこと」について調べます。
日々の臨床では、一人の患者さんに対して何項目も「体の声」を聴きながら、施術や生活指導を進めていきます。

自分に合っていないもの、自分のパワーを下げてしまうものが、全て自分にとっての「アレルゲン」
だから自分の心・体・精神・社会性全てにおいて、どこにも制限・制約なく、自由にのびのびできる状態(いつ・どこで・誰と、何があっても何がなくても、元気に楽しく過ごせる状態)を作り出していくことが「NAET®」のコンセプトであり、施術の本質です。
その結果、いつの間にか、できないことができるようになっていたり、心身が十分機能できるようになって、症状と思っていたものが解消・改善しているのです。
 
その中の手法である筋力検査や質問応答検査は、NAET®というより、「エネルギーメディスン」と呼ばれるジャンルにある様々な医療・施術で用いられる検査手法です。ですから、NAET®以外のいろいろな施術で使われます。ただ、施術毎にその使い方は異なることがありますので、使う人も使われる人も、間違えないように気を付ける必要があります。

血液データでも、画像診断でもなく、このような「体に聴く」という検査手法に、量子ネットワークが関与してきます。
ユングの提唱した「意識・無意識・集合無意識」の概念、そして催眠術・催眠療法に関与するとされる「脳幹網様体(RAS)」の働きなど、医療においても実際のところ「まだわかっていないグレーゾーン」はたくさんあるのです。

だからこそ、私は一人の医療者として、EBM(過去のデータ・医学論文からの情報に基づく医療)より、RWE(自分の臨床体験から得られる手ごたえに基づく医療)に信頼を寄せます。

エネルギーメディスンにおいては、「神羅万象の可能性」を疑い、その中から問題に対する答えを探していきます
それは時には、海岸の浜辺からたった一粒の赤い砂を見つけ出すような話かもしれません。
人間があらゆる能力を駆使しても、長い年月を費やさなければならなかったことでも、将来的には、量子コンピューターならその難問をごくわずかな時間で的確に解いてくれる可能性があるのです。

だからこそ、医療のみならず、様々な分野での量子コンピューターへの期待は高まっているのです。

どんな医療・どんな分野においても、またどんな人でも完璧はありえません。
人間のすることにはどこかに抜けがありますから。それが人間らしさの裏返しでもあると思います。

そこに現れた量子コンピューターは、我々のこれからの生活に欠かせないものになるでしょう。
そして人間の脳では思いもよらない答えを出してくるでしょう。
医学における薬の選択、治療法の選択など、あらゆる場面への応用が可能ですから、「量子コンピューターが先生になる日」も遠い夢ではないのではないかなと思っています。

正しい答えを的確に、コスパ良く教えてくれたら、人間でも、AIでも、私はどっちでもいいと思っています。
もちろん人間だれしも、「自分自身が主体」ですから、「自尊心に基づく自分の意思」がとても重要になります。

コンピューターの出した答えに、「自分の物差し」に照らし合わせて、YESもNOもきちんと言えることが大事ですね。もちろんそれは人に対しても同じこと。

今の世の中、明るいニュースと言ったら動物ものとスポーツくらいで、暗く重たいニュースばかりが続きますが、人間の英知が生み出した量子コンピューターが人間を正しくリードし、たくさんの恩恵を受ける人が増えていく、そんな世の中になっていくことを楽しみにしています。

斉藤 記
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