生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

日本統合医療学会に参加して

2023-12-21 | 斉藤の独り言
12月16・17日と、静岡市グランシップにて日本統合医療学会学術大会が行われました。
今回は地元開催ということもあり、当クリニックとして初めて「NAETJAPAN」として参加させていただきました。
一般演題による「NAET®による症例報告」と共に、「NAETJAPAN」として企業展示ブースでの参加です。

いろいろなセミナーに参加したことはありますが、出展側として参加したことはなかったので、何もかもが初めてのことでしたが、何とか2日間やり切れたかなと思います。
まずは「NAET®」という「新しいエネルギーメディスン」に対する認知度を拡げていくことが重要だと思っています。
どれだけの方に目を通していただけるかわかりませんが、予め作成していた資料はすべて配りましたので、はじめの種まきだと思って、これからも更なる種まきと水やりを続けていくことが大事かなと思っています。

今回は医療従事者や関係者である学会会員向けの会でしたが、今後は一般の方が来られるような場所にもどんどん出向いて行って、「筋力検査で自分にとっていいもの・悪いものを調べることができる」、そしてその「自分にとって悪いものである・合っていない・自分のエネルギーを下げる」という情報を削除・上書きすることで、「悪かったものが良いもの・問題のないものに変えられる」ということを、簡潔に、楽しくワクワクと共に伝えていければと思います。

学会発表においては、どうしてもエビデンスとしての「データ」が必要です。
今後はDrデビが出しているような「IgEデータの変化」(IgGは食事制限すれば変化するのでデータとしての価値はないが、IgEの変化のみが客観性のあるデータといえる)といった再現性・普遍性を伴うデータと共に症例発表ができるよう進めていきたいと思っています。
それは増田カイロだけで出せる結果ではなく、日本全国、どこのNAET施術者のところでも同じような結果が出せるようになることが、NAET®が日本の医療界に根付いていける条件だと思っています。

日本統合医療学会において、発表の内容は「対症療法」がほとんどでした。
すでにある病態・症状に対して、「これをしたらよくなった」というものです。
NAET®も内容を深く知らない人には同じように思われていると思いますから、本物の根本解決手段として、予防医学としてのNAET®の側面(自らの将来の病気予防・回避、出産前の母体へのアレルギー除去により子孫へのアレルギー性の移行阻止など)も症状緩和・解決の部分と共にしっかりと伝えていければと思います。

とはいえ、世の中には一般的な医療介入ではどうにもならない人が多いからこそ、そこに新たな医療に対する需要が生まれる訳です。
自分が受けるなら、自分の家族が受けるなら、「どんな医療をどんな医療者から受けたいか」これが私どもの原点であり、目指すところです。
その柱となる手段として選んだNAET®をより発展させて、日本の各種医療問題解決に繋げて、日本と日本に住む人全て、それから地球と地球に住む人全ての肉体的・精神的・社会的な健康を追究していきたいと、普段の臨床とは違い、学会という場に参加して、さらにその想いは強くなったと思います。

カイロプラクティックの先生にもスタッフがお声をかけましたが、「カイロで何でも治るから大丈夫!」とやんわりお断りされたということでした。
カイロプラクティックですべてが治るなら、もっとカイロが見直されてもいいと思いますが、現実はどんな施術も再発を繰り返したり、他の症状に移行したり、症状を隠しているうちに病理が発現する、というのが、カイロに限らず世の中にあるすべての現代医療における事実ではないだろうかと、私は思っています。

痛みやしびれといった症状のもとをカイロプラクティックでは「サブラクセーション」といいます。
本物のカイロプラクティックを学ぶため、院長はバブル期のさなかに化学系の新聞社を辞めてアメリカのパーマー大学に留学しました。その入学式での学長の挨拶で「カイロプラクティックはサブラクセーションを扱う、しかしそれも《結果》である」という言葉に、原因治療を学ぶためにアメリカに来たのに…と愕然としたと話していました。

それなら本当の原因はどこにあるんだと、パーマー大学の図書館に住んでいるんじゃないかと思われるほど入り浸って多くの文献から学び、原因追及を志したと聞いています。そんなアメリカ留学中に原因解決に繋がる治療法として知ったのがNAET®でした。しかし当時は貧乏学生だったから、アイオワからロサンゼルスまで行ってセミナーを受ける余裕はなかった、と帰国後10年後にLAに初受講しに行ったときに聞きました。

その時は私がちょうど2001年10月、静岡に来た時です。
初めは9月に行く予定だったのですが、テロでアメリカの全ての空港が閉鎖されたのでキャンセルとなり、飛行機が再開となった翌月にちょうど留守番(私)も来たからと「じゃあよろしく!」と出かけていきました。ただカイロ大学を卒業しただけで、右も左もわからないまま、増田カイロを任された私は「・・・」でしたが、何とかこなしました。そして帰国した院長の話を聞いて、「これだ、私がやりたかったのは!」とワクワクしたことを今でもしっかり覚えています。

話がかなりそれましたので戻しますが、症状を解決することはもちろんですが、その問題が再発・転移しないようにその人の衣食住といった生活に入り込み、その原因を取り除くのもカイロプラクティックの役割であると創始者であるD.D.パーマーが申していた通り、単に「症状をとるだけでは解決にならない」ということを患者に教育していくのが本物の医療者の務め(いわゆる上医としての役目)である、と考えます。

カイロプラティックだけでなく、鍼灸も、整体・整骨も、気功も、オステオパシーも、その他療法も、そして病院におけるすべての治療(薬・手術・放射線など)も現状は同じで、何をとっても結局は治しているとは言えないのです。それがなければ戻るものは、治しているとは言えない、と私は思います。

だからこそ私もまだまだ完璧ではなく修行の身ですが、一人一人に対して本物の治癒といえる状況を目指し、創り上げるために、再現性・普遍性を持った治癒に最も近い状況に持っていくことができる医療としてさらにNAET®を発展させていきたいと考えています。
プライベートにおいては、何でも面倒くさがりでてきとうな私ですが、ひとつのことに集中するパワーと執念は誰にも負けませんので、その日が来るまで命がある限りは決して諦めないんじゃないかなと思っています。

今後とも、患者さん・医療関係者の皆さんからのいろいろな声を基に日本の現状に即したNAET®に発展させていけるようNAETJAPANの臨床研究機関としての増田カイロプラクティックセンターをお支え頂きますよう、よろしくお願いします。

斉藤 記











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