生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

「タンパクカウント」が上がる、ということ

2023-08-15 | NAET・出版物
先日、タンパクの需要と供給バランスを整え、タンパクカウント(採血データでは診れない部分)をあげるために、何をしたらいいかを書きました。

《需要=体が必要とするたんぱく質量》は、成長期か否かだけでなく、季節(温度・湿度・気圧・宇宙磁場変動など)・仕事量・ストレス量などによって変わります
よって、それに応じて供給をあげたり、無駄遣いを減らしたりしておかないと「慢性的なタンパク不足」=慢性炎症の種、を生じることになります。

タンパクが不足していれば、毎日の「解毒」も「修復」も「再生」もできません
ですから、せっかくビタミン・ミネラルを摂っても、使われずにそのままトイレに流れていきます。

それならまだもったいないで済みますが、たいていが腸管内・血管内の潜在感染源の餌となります。
イメージとして言うなら、流しそうめんの上流にいる潜在感染源が栄養素のほとんどを横取りする感じです。

それは潜在感染源の活発化に繋がり、全身性の慢性炎症を生み出し、心身の健康問題に繋がっていきます。
良かれと思って摂っていたビタミン・ミネラルが、実は自分自身にとって「逆効果」であればそれは悲しいことです。

ですから、ビタミン・ミネラルや重曹クエン酸水を摂ることができない、もしくは美味しくない、摂ると不快症状がある、という人が少なからずいるのです。美味しくないも不快症状も「体の声」ですから、無理して「健康のために」続けることはやめましょう「無理する=ストレスを与える」のですから、それこそ健康においては逆効果です。

ただし、摂るのをやめただけでは、解決になりませんゴミに蓋をしただけ
何でそうなるのか、その理由を解決しておくことが自分の将来にとっては重要です。
また将来結婚して、子供をもつ予定のある人なら、自分だけでなく、子供や孫にとっても重要となります。なぜならアレルギー除去を完了したものは子孫に遺伝しないからです。それは男性も、女性も同じです。

ごみ屋敷はごちゃごちゃしているだけじゃないのです。時間経過とともに、腐敗・発酵し、悪臭を放ち、虫が湧き、手が付けられなくなるのです。
それは人間の身体で起こっていることと同じ。人間の体において、毎日・毎週のごみ出しができず、不具合を修理したり、使えないものを新しいものに交換できていない状態が何年と続いていれば、それが「がん」「脳卒中」「認知症」みたいなさまざまな病理や不快症状として現れているわけですね。
裏を返せば、毎日のごみ出しがしっかりできて、修復のための材料を確保できていれば、病気の予防・回避ができるのです。

どんな心身の健康問題も同じ
解毒・修復・再生しないで何年もたっている状態なので、病気・健康問題=体がきれいじゃない、ということなのです。
がんのにおいがする、病気のにおいがする、というのは本当のことなのです。
だから、犬だって、線虫だって、ちょっと敏感なら人間だって、「そのにおい」が感覚としてわかるのです。

そして、ごみ屋敷を強制執行やボランティアが片づけても、すぐもどってしまうのです。
本人がその気になって変えようと思わない限り、残念ながら繰り返されています。
身体にできたがんを取っても、薬で問題をなくしても、その根本理由を理解し、取り除こうと自らがしなければ、病理も症状も再発するのです。

ずいぶん横道にそれたので、本筋に戻しましょう。

タンパク不足・睡眠不足によって、寝ている間に行われるはずの「解毒・修復・再生」がきちんと行われないまま翌日になり、またごみをためていく…の繰り返し。
それは誰にとっても回避しなければいけないこと、だということはご理解いただけたでしょうか?

そのゴミが痛みに出るか、かゆみに出るか、しびれに出るか、不眠にでるか、頻繁な感染にでるか、食事が摂れないにでるか、出産によって子供に半分持っていかせるか、がんに出るか、認知症に出るか、脳卒中にでるか、リウマチに出るか、メンタルに出るか・・・、症状とは結果ですから、どこに出るかは遺伝的・後天的なウィークポイント次第ですから、原因は同じでも目に見える症状は全く別物になるのです。

それに対して、薬を使ったり、悪いものを切り取ったり、整体・マッサージ・鍼灸・温熱療法・栄養療法などの代替療法を取り入れたり、リハビリに通ったり、運動をしたり、〇〇グッズを使ったり、食生活を変えたり、占いや宗教に通ったり…、これらすべてが結果に対する対症療法です。

対症療法は、どんなものであっても、全ての人に合うものなんてありません。人それぞれに合う合わないがあります。
合うものを取り入れるのはもちろん必要なことですが、忘れてほしくないのは、これらすべて対症療法だから、問題の根っこはそのまま放置されている、という現実が取り残され、その体質も、遺伝として次世代に問題を持ち越していることです。

問題の根っこがそのままであれば、年齢という時間経過とともに、より「根腐れ」が進行しているので、気がついたら手遅れというケースも多いのです。
膝の痛みは楽になったけど、胃がんで手術した、花粉は治ったと思ったら大腸がんが見つかった、アトピーは消えたけどうつになった、お腹の調子が良くなったけど腕が動かなくなった・・・、こんな例はいくらでも出てきます。そういう統計を医療機関も取っていませんから、臨床でしかわかりえないことですし、臨床家もそういう「観察眼」を持たないと「見えているのに観えていないこと」が問題であると思います。

肩の問題が胃腸・心臓・脳にあること、肘・膝・腰・首の問題が胃にあること、こういうことは知識として学んではいても、臨床では生かされていないことの方が多いです。だから直らない、もしくは良くなってもすぐ戻るのです。

栄養状態の良い人なら、「筋骨格症状なら1回で直る」「怪我もすぐ直る」、これが本当です。
筋骨格症状が1回、長くても3回で直らなければ、「治す」ために体の中を調べていかないといけないのです。
そうしなければ大きなまわり道をすることになり、その間に、身体が業を煮やして、内臓の問題を出してさらに知らせてくるのです。

それでは手遅れですし、身体としても困るので、自力で何とかしようとまずは「虎の子」に手を付けます
虎の子=貯蓄タンパクである骨・筋肉を溶かして補っているのです。

40~50代で骨折した場合、その後のタンパク・ビタミン・ミネラル補給をかなり気を付けておかないと、2年後くらいにがんが見つかるようなことが良くあります。中年以降の骨折は、レッドに近いイエローカードだということです。

もちろん若年層の骨折も、事故・怪我の大きさにもよりますが、将来の状態を多少予言しているところがあると思っておきましょう。
よく運動選手が疲労骨折・肉離れ・・・というような報道を聞きますが、残念です。需要と供給のバランスを選手・監督・トレーナーは見落としているからです。
選手をやめた後に需要と供給のマイナスバランスをプラスに転じて維持できればいいですが、マイナスのまま放置していれば、病気・不妊・短命に繋がる「酸性体質」という線路上にいるままですから、運命をかえることはできません

タンパク不足を少しでも補うために、虎の子である貯蔵タンパクを溶かし、それを使って解毒・修復・再生に廻している人が現代にはとても多いのです。
しかしそれでは、自分にとって、十分安心・安全な自宅(体)になり得ないことは、家で考えればわかりますよね。屋根の調子が悪いから、柱を削って使ったら、家は傾きますよね。
そんなことしないで新しい屋根を付けたほうがいいですよね。

健全な身体は栄養・酸素・刺激が創ります。そして心は身体が創りますから、心の問題は身体の問題の結果です。
身体がガタつけば、心はもガタガタになるのです。だから心を直すのではなく、身体を治すことが一番大事なのです。

*文章中の「なおす」には、2通りを使ってます。
「直す」=一時的な修理・対処療法
「治す」=根本的に問題の根を取り除き、再発予防も含めた根本解決法


ということで、長い文をまとめますと、
災害レベル級の「太陽エネルギー」によって強烈に暑くなってしまった夏(近年、南半球でも海水浴ができている)は、これまで以上にタンパク消耗が激しい
よって、タンパクの必要量(需要)が上がっているので、供給量をしっかり増やし、かつ浪費(需要)も最小限におさえる努力が必要

【供給量を増やす】ために、
①NAET®で栄養素自体の消化・吸収・代謝効率をあげる。
②自分にアレルギーのない、有効度・必要度の高い食材(卵・肉・魚・豆・乳など)、その他ペプチドスープやアミノ酸サプリ(必須+非必須混合)を需要に応じて必要量確保する。


【需要(必要量)を減らす】ために、
①NAET®で内臓・細胞レベルでその機能をあげ、感染源の横取りや電磁波・化学物質・重金属といったタンパクを浪費するような状況を最低限に抑える。
②「依存症」を起こしやすい電磁波・糖質・化学物質(薬物・ハーブ)などがなくても心身ともに穏やかでいられるよう「弱アルカリ体質」を維持するNAET®施術+生活管理を実践する
③睡眠時間を十分に確保する。22時~4時を含む8時間がベストな睡眠時間。
④できるだけ体調管理のしやすい温度・湿度管理を心がけ、自分の体温よりも外気温が高いときに無駄な外出をしない。(どうしても外出する場合は、サングラス+脱水管理に注意)
⑤ストレス源・プレッシャー源となることは、無理してしない。(どうしてもしなければいけないなら、ご褒美+アミノ酸サプリを増やす)


基本的人権としての「健康」を実践的に捉えなければ、この国(世界)の将来は明るくないですし、もう他人事ではありません。
WHOでは、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」(日本WHO協会訳)と、「健康」を定義しています。

そういう状態に持っていくお手伝いをNAET®を通じて提供することは私の天命、と思えるくらい、NAET®を私は大好きです。
「知らない」ということも、「伝えない」ということも、「実践しない」ということも、「仕事と家族を守るために、まず自分第一」という私のポリシーに反します。だから私は、NAET®をもっと知ろうとしますし、伝えますし、実践します。

とはいえ、100人いれば100人の考え方がありますから、全ての人が「そうだよね」と思えないのは当然です。
江戸時代には魔術扱いだった西洋医学も、200年経った今では誰もで知っている「当たり前」
それでも地球は動いているといったかどうかは別としても、地動説を唱えたガリレオ・ガリレイがその名誉を回復したのに費やした時間は約400年
そう思ったら、私がNAET®に費やしてきた20年なんて、まだまだひよっこですね。

何だか途方もないところに首を突っ込んでいるような気もしますが、だからこそ、まだ知られていないNAET®を一人でも多くの人に知っていただき、使っていただき、自分と家族と将来の子孫の人生を一人一人が自らの意志で変えていってほしいと願っています。
ブログを読んでくださる方の中に1人でも私の思いを共有・共感できるという方がいれば、私は幸せです。

斉藤 記


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あたま(頭皮)をスッキリしたいなら。。。

2023-08-15 | 顔、体の日用品
この時期はどなたも汗ばみますね。とはいえ、汗がなかなかかけない人もいます。そういう人はこの時期危険です。
エアコンの使用はとても大事ですが、汗をかけない=汗腺機能が弱い人は、半身浴や無理ない範囲の入浴、または軽めの運動によって汗をかけるようにしておくことは体温調節の意味でも重要です。

汗がかけないということは、体温を下げることができませんから、「熱中症」になりやすくなります。
こちらでも8月以降は皆さんタンパク不足による「脱水」の反応を示していますから、皆さんタンパクを至急上げてください、と伝えていますが、脱水≒熱中症です。

そして繰り返しますが熱中症とは「脳が煮える」状態ですから、間違いなくそのうち脳神経機能に関わる「後遺症」が出てきます。
「熱中症」になっちゃった、なんて軽口を叩ける病態ではないので、もっと怖がってくださいね。
だからこそ、この災害レベルの気温+湿度に耐えられるよう、体調・環境共に整えておくことが重要なのです。

前書きはここまでにして、今回のテーマは「頭皮ケア」です。

日本の高温+高湿度の夏は、身体のカビたちも元気になります。
重曹にアレルギーがなければ、一般的には「カビ対策には重曹が有効」です。

カビだけでなく、寄生虫にも重曹は有効ですから、弱アルカリ対策として耐酸性カプセルに入り重曹をこちらでは使っています。
ちなみに、がん治療として大量の重曹を飲む方法も海外の書籍などでは紹介されてますが、耐酸性カプセルに入れたほうが重曹の効果大です。
蚊に刺された時にも、重曹を液体ミネラルで溶いたものを塗っておくとすぐに腫れは引いてくれます。

日本はカビ天国ですから、カンジダ各種、マラセチアの他に、皮膚糸状菌(トリコフィートン・エピデルモフィトン・ミクロスポルム)といった真菌や酵母菌が皮膚・粘膜に常在しています。それらを抗真菌剤を使って一時的に黙らせることはできても、そのうちもっと暴れるようになりますし、薬に耐性を持つ真菌へと変異していきます。それは皮膚でも、口腔内でも、腸管内でも同じことです。ですから、できるだけ抗真菌薬は使いたくありません。またステロイド軟こうは、真菌に対しては逆効果となります。

そこで「重曹シャンプー」の登場です。(シャンプーの他にも、内服・うがい・入浴剤・酸性汚れに対する洗剤として使えます。)
ただし重曹は炭酸水素ナトリウムというように塩分を含みます。頭皮に傷があると滲みることがありますので、刺激しすぎませんように。

また重曹は、直接重曹の粉を振りかけるよりは水溶液をかけるか、水溶液に頭をつけて頭皮マッサージという感じがいいでしょう。
終わったらお湯ですすぎますが、粉だと残ってしまう可能性がありますからね。

重曹は強アルカリですから、それだけでは髪がギシギシです。
そのギシギシをスルッスルに変えるために、次に登場するのは「クエン酸リンス」です。科学の実験みたいで楽しいですよ。
(リンスの他にも、内服・入浴剤・アルカリ性汚れに対する洗剤・防臭剤としても使えます。)
重曹をクエン酸で中和するのですから、こちらで皆さんに弱アルカリ対策として飲んでもらっている「重曹クエン酸水」みたいですね。
ちなみにクエン酸は「ウィルス・細菌に有効」です。

ただし、初めから重曹クエン酸水では、化学変化を起こして正味クエン酸水になるため、重曹の効果は消されていますから、ここでは別々にしてください。
とはいえ、暑い日にぬるめの湯に重曹とクエン酸をいれてシュワシュワさせたお風呂でリラックスするのもいいですよ。
弱酸性のクエン酸水は、体臭の消臭効果もありますからね。

私は2Lくらいの容器に重曹水とクエン酸水を別々に用意して浴室においてありますので、

①湯洗い(これだけでは皮脂が溜まって雑菌の温床になり良くないです)
②シャンプー(毎日はしません、週2くらいで十分)
③重曹水で頭皮を洗う→湯で流す
④クエン酸水を頭皮と髪にかける→湯で流す


の工程を毎朝行って、スッキリ出勤してます。
今は夏だから重曹水やクエン酸水が冷たくて気持ちいいです。

冬の朝、頭に水をかけるのは寒いので、洗面器に湯を入れて、そこに重曹を溶いて頭皮をつけ洗いし、そこにクエン酸を入れてシュワシュワさせ、そのクエン酸水で再び頭皮と髪をマッサージするように洗って、湯でしっかり流しておしまい。

「重曹シャンプー+クエン酸リンス」は私の中では静かなヒットなのですが、私は特定の分野以外は何でも適当で細かいことは苦手です。
よって、詳細に関しては以下のサイトをご覧ください。毛髪診断士のかたが細かく書かれています。

重曹シャンプーで頭皮ケア 

今までやったことない人は、ぜひ一度お試しください。
シャンプー要らないじゃん、リンス要らないじゃん、って思うかもしれませんよ。


そして頭繋がりで、私の中のヒットはもう一つ。ドンキのドライヤーです。

少し前にドライヤーが急に壊れました。仕事帰りに買って帰ろうと思ったら、家電量販店はすでに8時で閉店。
がっくりして自宅に戻ったのですが、しばらく行ってなかったドンキの存在をふと思い出し、善は急げとばかりに夜9時ころ出かけて、帰ってきたのは11時すぎ。
ドライヤーを買いに行ったはずなのに、両手に大きな荷物を持っている自分と時間にビックリして急いで帰ってきました。

そこで見つけたのが、ドンキとコイズミが共同で作った、「大風量」でかつ「高温にならない」ドライヤーです。
速攻速乾ドライヤー ソクドラ

60度以上になると髪の毛が痛むと言われますし、熱いのも嫌いなので、「熱くなく早く乾かす」に特化しているものです。
高額ドライヤーも多いですが、このクオリティーで5000円台は買いです。ちなみに私はゴールドです。

暑い夏、頭皮がかゆいとか、においが気になるという方、ぜひ「重曹シャンプー+クエン酸リンス」をお試しください
白髪対策、脱毛対策、血流改善としてもお役に立てると思いますよ。

そして重曹やクエン酸にアレルギーがあれば、また重曹シャンプー・クエン酸リンスをして不快感があれば、まずは一旦中止して、その旨ご相談ください。
何で不快感があるのかを調べてみましょう。

斉藤 記


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