冒険手帳

　1972年に発刊されたというこの本、私は小学生の高学年の頃持ってて、貪るように読んだ記憶があります。(←歳がバレてしまいますが)
　最近、piyosukeさんのblogを見てたらamazonの広告で復刊された事を知りました。
　イラストを担当している石川球太さんは私にとって、とても思い出深い漫画家なんですが、失礼ながら本職の漫画を読んだ事がないのです。
　でも、この「冒険手帳」と、これまた同じ２１世紀ブックから出版されていた石川球太さん著作の「おもちゃの作り方」という２冊の本は、少年の頃の私の宝物でした。

　「火のおこし方から、イカダの組み方まで」とサブタイトルが付いているこの本、懐かしさのせいかよく本屋で見かける、どのアウトドアのHow To本より優れてると思っちゃいます。
　本屋でちょっと立ち読みしてみましたが、30年以上前の内容なのに意外と古さを感じさせませんでした。
　しかし、この本の内容を現在のオートキャンプに応用しようとしても、ほとんど役には立たないでしょう。
　もっと、原点に帰ったキャンプとか、災害、事故等命に係わる局面でこそ役に立つ内容だと思います。

　まだ買ってないのですが、私が子供の頃読んだ本がまた張くんも読む事が出来ると思うと、知恵の森文庫さんに有難うと言いたいです。
　もちろん張くんが大きくなったら与えようと思います。
　日本の全ての男の子に読んで欲しい本ですね。

復刊ドットコム・・・・「冒険手帳」　　　　懐かしのあの本が投票によって復刊されるかも？