パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

上司の退社

2006-05-31 23:55:34 | Weblog
以前に勤めていた会社の上司にあたる人から、ご丁寧にも
今の会社あてに退職挨拶の葉書が来ました。
もう、数年前に退職して以来、音信不通でしたが、その手紙には
「君と同じように辞めました」と書いてありました。

年齢的には43歳くらいでしょうか。出世コースから外れていたわけでもなく、
私が退職することを伝えたときには「俺も今まで何回も辞めようと思った
けど、40歳の時に辞めないと決めた」と宣言していたのに、驚きました。

あれから数年のうちに何かあったのかは伺いしれません。ようやく親父の会社に
入る決心がついたのか、はたまた、出世コースからから外れたのか、または、
私と同じようにあまりにも馬鹿げた、利己的な経営陣の方針に、
現場の人間として希望も夢もなくなり、仕事の誇りさえも失い、
見限り、去る決心がついたのか。

去ってからしか、失ったものの大きさはわかりませんが、
私は「1優秀な人材」「2よく出来た組織」「3恵まれた収入」が大きく失ったものです。
大きさ的には、10:5:3 トータル18ぐらいのマイナスでしょう。

一方、得たものは「1時間」「2精神的ストレスからの開放」「3実業としての仕事のほこり」です。
大きさ的には、10:9:10 トータル29ぐらいのプラスで、結局差し引きすると
大満足しています。

いずれにせよ、最終的に自分の人生は自分で責任を取るしかありませんので、
頑張ってほしいと思います。


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