パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

14冊目

2006-05-16 23:36:14 | Weblog
○14「こんな人こそ外資へ行け!」尾方僚他、2001、廣済堂出版



今回から、原則○以上の本については画像を載せることにしました。

感想:
外資に実際に転職した3人の方が書いておられて、実感が伝わってきて良かったと思います。
外資系の良いところ悪いところを両方書いてあり好感が持てました。

特に最後のあたりで、「映画「呪縛」(←第一勧銀の総会屋事件を題材にした高杉良さん原作の映画)を
見た筆者が前半の部分で思わず泣いてしまった。」という一文があり、
このことについて、筆者は、外資系だと本国の会社が当然「上」で、日本からでは影響を
及ばせないところに歯がゆさを感じているようなことを書いています。

この一文は非常に重要だと思います。外資系にとっては日本は出先機関でしかないのです。
これは逆もしかりで、日本から見れば海外拠点は出先でしかないところも多いと思います。
最近になってようやく、トヨタ、みずほCB、野村HD、あたりで外国拠点(外国人)の取締役が
出始めましたが、最近の話です。そういう観点からすると、ソニーというのは、
ストリンガーを社長に据えるところなど、ほんとグローバルな会社だなと思います。

本気で外資系で働こうと思うと、やはり、海外でMBAを取ってそのまま、
本国の会社に入社するのが一番良いと思います。恐ろしく優秀な人間は、
日本採用でも日本から引っ張られて本社扱いになる人もいるようですが、ごく稀です。

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