ちいさな花が咲いてるよ

自閉症の息子との日々+モルモットたち

最近のタツ

2015年02月03日 | 息子のこと
ここのところモル達のことばかり書いてますが、たまにはタツの近況報告もしておきます

先月から週一回放課後に学校へ顔をだすようになり、今もかわらず木曜日に「先生と挨拶をする」という目的で登校を続けています。
学校に行くと、まずは校門まで迎えにきてくださった先生とタッチをして挨拶。
そのあと校舎の2階にある高2のエリアまで行き、通りすがりの先生達と挨拶をします。(職員室がすぐ近くにあるので沢山の先生が行き来されています)
なかでも中学部のときにお世話になった先生達をみつけると小走りで寄っていき、とても嬉しそうに挨拶をしています

私達にしてみれば「それだけで楽しいのかな?」と思ってしまって何か活動をさせたくなりがちですが、タツにとってはこれでも十分楽しいようなので焦らずに
しばらくこのまま様子をみてみようということになっています。
去年の夏にトランポリンや音楽遊びなどをいろいろやった結果しんどくなる・・という経験をしているので、今回は慎重に進めていかないと・・・

挨拶を充分楽しんだ後はタツが帰るモードになるまで少し時間がかかるので、30分ぐらいはタツの切り替え待ちです

気持ちの切り替えができたら先生に「さようなら」と挨拶をして下校・・・という感じです。


タツの変化といえば、8か月ぶりに靴下をはきました
去年調子をくずして不登校になった時期には、お風呂あがりに一晩中着替えができず何時間も裸で過ごすこともあったぐらいタツにとって「服を着る」「靴下をはく」という
活動は大きなハードルになっていました。
なので少しでも気持ちを楽にするために「靴下をはく」ことをタツの活動からなくしていたのですが、自分から靴下をだしてきてはきだしたのです


足の親指の爪や手足のささくれを血がでても気がすむまでむいてしまうタツなので、この8か月間着替えが終わったら足の親指に包帯をまくことが私の仕事でした
今振り返ると小学校高学年ぐらいから爪やささくれを気にするようになったので、この7,8年間タツが爪をむいてしまわないようにいろんな方法を試したものです。
特に足の親指はかなりの確率で化膿するので、ここだけは何がなんでも守らねば!と「指サックをはめてみる」「絆創膏をはる」「靴下を極力ぬがないようにする」「包帯をまく」など
思いつくことをやってみました。
その中で一番確実に親指を守れたのは「くっつく包帯でまく」でした。
几帳面でちょっとのズレもきになるタツ相手には包帯をまくことも大変です。
包帯にしわがよらないようにピシッときれいに巻かないと気に入らなくてタツにはずされてしまうので、今では「足の親指に包帯をまく」ことに関しては看護婦さんより上手かも・・・


そんな手のかかるタツは、今でもお風呂から出て着替えるまで1時間ぐらいウロウロ歩き回って着替えモードへの切り替えに手こずっていますが、なんとか風邪をひかない程度の時間で
着替えることができるようになっています。

学校に顔を出すことも、靴下をはくことも小さな一歩ですが「もう無理かもな~」と思っていた私にとっては「タツの将来にまだまだ希望がもてる」証になりました
「できなくなったことも永遠にできないわけではない」のだと改めて感じています。


タツの行動に一喜一憂してしまうことを反省しつつ、長い目で見守っていく努力をしていきたいと思います




先日タツとみたらし団子作りをしました           まん丸にするのは難しいようで小判型のひらべったいのがタツ作です
 

甘辛味が好きなタツです













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