光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

旧安西家住宅の十五夜-木更津秋の風物詩

2022年09月06日 | 日記
       

 木更津市太田2-16-2の太田山公園内の旧安西家住宅で、秋の風物詩十五夜(お月見)の飾り付けが行われると言うので、ツレと行って来ました。9/1(日)から9/10まで行われているそうですが、4日(日)午前10時半頃訪問しました。(時間は午前9時から17時まで。月曜は休館日)



  時間が早いせいか誰も来ていません。ボランティアの方が掃除をしている最中でした。



     十五夜飾りは何時もの様に玄関の板の間に置かれています。

      



  土間に入ると、突き当りで火が焚かれ煙が充満していました。これも茅葺屋根を守るためで、燻蒸が害虫等の駆除に効果があるそうです。



  縁側から、スリッパを履いて囲炉裏のある広間に上がりました。黒光りする板の間が年代を感じさせます。資料によると、江戸時代中期の建築と推定され、旧草敷村の村役人を務めた農家の家屋だそうです。





  家の中から見た十五夜飾りも風情があります。飾られたススキは秋の七草の一つでもあり、悪霊や災いから収穫物を守る意味が込められています。お月様に見立てた団子や農作物(柿や栗)は、月に収穫の感謝を表してます。最近台風が接近したりしで、気温も下がり気味。漸く秋が近づいてきたようです。