光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

彼岸花咲く岩谷観音堂-富津市

2022年09月22日 | 日記
     

   彼方此方で彼岸花が咲き秋の気配が近づく今日この頃。9/17(土)ツレと富津市の岩谷観音堂の撮影に行って来ました。



  最近天気が目まぐるしく変わり、天気予報もあまりあてになりません。この日は午前10時に自宅を出発したのですが、晴れて散策日和でした。それに土曜日でしたが、道も空いていて約1時間程で到着しました。それに境内は彼岸花が満開、岩屋観音堂と彼岸花はよく似あいます。





14の窟で構成される岩谷観音やぐら群(古墳時代の墳墓を利用した、鎌倉時代から室町時代に造られた供養窟)、一番大きな廻廊窟を見学です。この窟の左上に手すりのある窟があるのですが、結構急な階段が在り今回は上りませんでした。暗い廻廊窟には多数の石仏群が浮き彫りにされています。

    



  この回廊窟の入り口部には仁王像と思われる石仏があります。岩谷観音最大の磨崖仏でこの像を見るだけでも、ここに来たかいがあります。

    

    

  さらに廻廊窟出口の右側に階段が在り、そこを上ると大きな石窟が私たちを迎えてくれます。ただテーブルや椅子が置かれているのは興ざめです。石窟の横にはシルクロード敦煌を思わせる石仏群が浮き彫りにされています。ただかなり風化が進み影絵の様になった物もあります。





  中央の2体の石仏はクッキリと御姿が残っており、下の刻まれた文字も読み取る事が出来ます。この岩谷観音堂には何回も来ていますが、彼岸花が咲く頃訪問したのは初めてです。清々しい秋の雰囲気が不思議な石仏群と共に私たちに新たな感動を与えてくれました。



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