光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

富津市湊のレトロな町並みを歩く①-蔦の絡まる蔵の屋根に咲くユリ

2020年08月21日 | 日記
  
 8/10(月・祝)富津市湊のぼんぼん亭で昼食を撮った後、ツレと港の古い町並みを散策し写真撮影をしてきました。この湊地区は江戸時代から房総往還の継場として栄えていた所。横を流れる湊川は、関東大震災で地盤が隆起する前まで川底が深く、薪炭や金谷の房州石を運搬する船の船溜まりで、1892年(明治25年)には東京湾汽船の寄港地にもなっていました。

 ぼんぼん亭の前の県道93号久留里鹿野山湊線を国道127号線方向に進むと旧い蔵が見えてきました。蔵全体が蔦に絡まれ屋根にはユリの花が咲いています。あまり見かけない風流な光景です。





 この蔵の先の路地を湊川方向に行くと、これまた昭和が香る飲食店がありました。本日は営業していないようですが、1度入って見たい店ですね。



 湊川と並行する県道93号線沿いには蔵が沢山残っていました。また廃屋が壊され空き地になった場所も目につきます。



 そして93号線と国道127号内房なぎさラインが交差する信号の角に、小泉酒店があります。



 

 店の前には杉玉が下がっていました。店の人にここでお酒を醸造しているのか聞いてみると「93号線の先で、鹿野山に近い本家・小泉酒造で酒造りをしており、ここは分家です」との由。小泉酒造は寛政5年(1792年)創業の造り酒屋で、ソムリエハウス酒匠の館を開いているそうです。この店の横には今時珍しい電話ボックスが在りました。プッシュホンが懐かしい。





 店の中は沢山のお酒が置かれており、目移りしてします。色々見たのですが地元の酒「竹岡」と言うお酒を購入しました。




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