光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

旧安西家住宅の七夕飾り-木更津の風物詩

2021年07月08日 | 日記
 
木更津地区のPR誌に、木更津市の年中行事の一つ旧安西家住宅の七夕飾りが、7/1(水)~7(木)まで開催されている事を知りました。3、4日の豪雨が止んだ7/6(火)興味があるので、ツレと旧安西家住宅が置かれた太田山を車で訪問してきました。

 太田山は山頂近くまで車で行けます。そこの駐車場に車を停め徒歩2~3分の場所に在る旧安西家に向かいました。薄暗い森を下ると茅葺屋根が見えてきます。ここが旧安西家住宅です。

 

 

 七夕飾りは茅葺屋根の側に立てられていました。それ程大きくなくて、質素な七夕飾りです。新型コロナの感染対策で短冊飾りの受付が行われていないので、よけいにシンプルです。





  旧安西家住宅は現在リニューアル中で開放はされていません。立ち入りが出来るのは土間の部分まで。そこから黒光りする居間や玄関を撮影しました。安西家は旧草敷村の村役人を務めた名家で、この建物は江戸時代中期(18世紀)の建築と推定されています。間口は13間、奥行き5間の寄棟造りの茅葺で、上総地方最大級の民家の一つです。





 見学者は私たちの他若い人が2人だけでした。地味な展示ではありますが、江戸時代の家屋と七夕飾りのコラボが素敵です。茅葺屋根の中から江戸時代の農民や子供が出て来て、七夕を祝うざわめきが聞こえてきそうでした。