チョット前から一度使ってみたいなと思っていた漆塗りのお椀。最近手に入れた越前漆器の椀。GRⅢx ポジフィルム調 適宜トリミング。
事務所は休みですが、ちょこまかと出たり入ったりしながらブログを書いてます。
なので、柔らかめの話題で漆器のお椀を買ったと云う話で・・・。(^^;)
建築材料を選ぶときに「光っているものは下品」と習ってきた旧い世代(←どちらかと云えば?)の私、
「日本の伝統的な建築には表面だけ光っている材料は一切ありませんよ、もし光っているものがあるとすれば漆のような鈍い光か
長年手入れして奥からにじみ出てきた艶のある木材くらい・・・。」といった具合に教わってきました。(^^;)
そんなわけで、ゴルフクラブのシャフト(ここのところ手にしていませんが)、包丁、ガラス以外は、あまり光ったモノは好きではないようです。
で、にぶい光に誘われて求めた、お気に入りの漆器のお椀という話題でした。(^^
まあ、60歳を過ぎて初めて気づくなんて、チョット恥ずかしい話ではありますが、手に入れて、あらためて使ってみると
熱い汁を入れたお椀を手に持っても熱が伝わりにくく、熱さを感じにくい。そして冷めにくいといった感想。
木材のぬくもりがあって、直接手に取るお椀ならではの良さを実感できています。
また、手に入れた越前漆器は福井県でつくられて堅牢で美しく、日常使いにむいている漆器だそうです。
チョット大げさですが、毎朝のお味噌汁が美味しく感じてます。
-山形建築研究所-ウエブサイト