つれづれなるまま桐野日記

主婦向け漫画雑誌の漫画家、桐野さおりのブログです

気ぜわしい・・・

2015年12月29日 14時01分47秒 | 日常生活
クリスマスが終わるやいなや一気にお正月モード(年末モード?)になりますね、そこらじゅう。
スーパーでは、一気にかまぼこの値段が跳ね上がり。安いうちに買っておけば良かったと、毎年後悔する。
おせちの準備か・・・
今年の年末年始は実家の福山で過ごす予定なので、おせちは省略。
でも昨日スーパーで黒豆だの伊達巻だの、ちょびっとだけ買った。



おととい日曜日は、宝塚のお芝居を観に行きました。
いつものように有楽町でヅカ友と待ち合わせて、いつものように銀座トップスでカレーランチし。
その後日比谷に歩いて向かった。
同郷の漫画家、庭先生も観劇のため上京されたのでシャンテで待ち合わせて。
喫茶店で開演30分前までおしゃべりに興じた。
庭先生にヅカ友を会わせたいと以前から思ってたので夢が叶って嬉しかった~
なにより、ヅカのコアな話で盛り上がれたし ああ、時間がもっと欲しかった



        

        



花組公演「新源氏物語」千秋楽。
チケ流で購入したので、2階席でもお高め。ま、千秋楽なんで仕方ないですなー。観れるだけ恩の字。

これまで時代劇は敬遠気味、あるいは一回のみ観劇で済ませていたけど、
この「新源氏・・・」は初回観た時思わず「通いたいっ」と思えるほど、のめり込みました。
(結局2回しか観てないけど

トップさん、妖艶で魅力的な光源氏でしたね~、さすがみりおくんだ。
トップ娘のかのちゃんも、美しく気高い藤壷女御でした。
かのちゃん、どんどん良くなるね~。カリスタの時より数段良いっ
光源氏の継母でありながら、光源氏の子を宿した藤壷女御、その秘密を一生二人だけで守り抜く・・・
かのちゃん藤壷はその穏やかで艶のある声質のお陰もあるけれど、
いつどんな時も聖母のような愛で源氏を受け止めた印象。みごとでした。

源氏はその後も、次々と女人と関係を持つけれど、絶えず藤壷の面影を追っていた。
藤壷の親戚の娘の若紫(のちの紫の上)を引き取って、
自分で好みの女性に育て、やがて妻にするという・・・なんつー男だ。
紫の上を演じたジェンヌさんも良かった。(今回パンフレットを買わなかったので、名前がわからぬ

男二番手、キキちゃんの惟光も良かったけど、これ二番手がやる役かなぁ?


なんつっても目を引いたのは、男三番手の柚香光(ゆずか れい)くんの演じた六条御息所。
男役さんなのに、なんて可憐な女人だったのでしょう~~~、れいちゃん凄い~~
源氏への愛がやがて醜い嫉妬と執念に変わっていく、生霊となって正妻を苦しめる様、
全てに気迫ありましたね~、特にあの秘めたる想いを噛み殺したような低音の声に痺れました

そしてれいちゃんが演じたもう一つの役、柏木。
こちらは若くて凛々しい殿方役でした(笑)

源氏の二人目の正妻三宮のもとに夜這いにいく柏木。
三宮は柏木の子を宿し、
源氏はかつて自分が犯した罪がこのような形(自分の妻が若い男に寝盗られる)で罰となって返ってくる・・
悲しくて美しいお芝居でした。

とにかく良かった~感動した~・・・DVD出たら買おうかな~

ショーも楽しかったです。
ま、れいちゃんしか見てなかったですが(爆)
2階席からでも、れいちゃんのキザっぷりはオペラグラス無しでも伝わりました。
いや~、久々にハマる男役さんだわ~(うっとり



公演後、おしゃれなレストランにてヅカ友とお芝居の話でまた盛り上がる・・・


















日比谷の夜はまだまだイルミネーションが続くようですね・・・







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