つれづれなるまま桐野日記

主婦向け漫画雑誌の漫画家、桐野さおりのブログです

花組公演「ファントム」千秋楽

2011年09月11日 23時24分25秒 | 宝塚
この間観た「ファントム」が、あまりに感動的だったので、
仕事が終わったら、絶対にまた観に行くぞと心に決めていた。

仕事完了予定日は当初から10日だったので、芝居観に行くとしたら11日か・・・
と思って調べたら、11日は千秋楽だった(爆)

ヤフオクをマメにチェックする時間がなかったので、
手っ取り早く「チケット流通センター」(略して「チケセン」)で購入。

数年前のチケセンって、全体的にもっと高額だったけど、
不景気のせいでか千秋楽チケットもお手頃価格になっていた





で、ここからは、宝塚に興味のない人は読み飛ばして下さいませ




最後の挨拶で、蘭とむ君が「花組のために先生が演出を変えて下さった」と
話していた通り、今回のファントムは、(過去のとは)大きく変わってる。
随所に新しい発見があるのが嬉しい。
最初の方で、ファントムが
「たとえこの地の果てまでも限りなく求め続ける 天使の声を♪」と歌った後、
笑顔で「うんっ」とうなづくよね、あれがチョーツボ
あの笑顔が、十代のファントムを彷彿させる、かつてない若いファントム。


ファントム以外にもクリスティーヌ、キャリエール、フィリップの主要4人の性格が
きっちり描かれている。
今回のクリスティーヌは一瞬でもフィリップを愛しちゃうしね。(抱き合うからそうだよね?)
そして最後にフィリップが、クリスティーヌが本当はファントムを愛していた事に
気が付いて、落胆する所も人間らしくていい。
(なにげに十字架切ってたフィリップ、カッコ良かったです

8月26日の日記(一度目の観劇)でも述べたけど、
キャリエールがクリス・・の歌声を聞いて、
ベラドーヴァを思い出して複雑な思いにふけ、どんどん表情が変わっていくところは、
演技賞をあげたいくらい感動した。

そして一花ちゃんのカルロッタも最高っ
歌うまいし、演技もいいし。
カルメンのシーンで牛の真似をしたとこ、会場大ウケだったけど、
あれ毎日やってるのかな?(前回、見逃してた)
それにセリフの間の取り方が上手いから、笑いが起こる。(あれもアドリブ?)

ファントムがカルロッタを殺すシーンも素敵だと思った。

今回のファントムは、あれが最初で最後の殺人だよね。
(ジョセフ・ブケーは、足を滑らせて勝手に死んだものね)

お、それと、2幕の最初のシーン、キャリエールがクリス・・・に
昔の恋話を聞かせるところ。
死んだベラドーヴァが子エリックと抱き合うシーンがあって、
あれは宙組新公(七帆くん主演)の時にもあった。
(でも宙の時は最後の最後で出てきたけど)
あの母子が抱き合うシーンを入れる事で、「マリアさ~ま」の歌が余計哀しいんだよね・・・
この間も、今日もそこで泣いたわ・・・

今回のファントムは、役替わりあって、幸運な事に両方観れたんだけど、
フィリップは、愛音さんがいいな。
というか、若キャリエールはまなと君がピッタリだったから・・・
背格好が壮さんによく似ているので、違和感なかった。
しかし、まなと君は目立つな~、色んなシーンで、街の男とか、スペインの男とか、
ダントツ目立つっ
それと、望海風斗くんっ、華がある~~、整ってる~~

扇めぐむ君もかなりカッコよくなってて、ビックリした

従者の1人で、目立つ子がいて、でも名前がわからないので、
芝居終わった後、シャンテに行って「おとめ」買ってきた(爆)

今日の晩ご飯は日比谷シャンテ内のレストランにて、「おひとりさま」した





冷麺と前菜。

「おとめ」で従者さん捜しながら、ひたすら食べた。

食べ終わって外へ出たら、丁度「出待ち」タイム。

このずうずうしいオバサンは、下級生の出待ちに混じって
「あの・・・従者役で、フィナーレの時、一番左にいた子、誰かわかりますか?」と
問うてみた。「おとめ」観たけどわからないもんで・・・と付け加えて。
でも、そこにいた人(8人くらい)誰もわからないと言った。
う~~ん、残念。

ネットで情報探してみるか・・・

ってな具合に、
たった2回の観劇で、もう花にどっぷり浸かってしまったわけでして・・・

明日は、友の会の電話抽選の発表の日だわ、雪組の。
どうか、当たっていますように・・・・

おおっと、そうだ、10月花全ツは市川文化会館が初日だ。
またチケセン覗かなきゃっ

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