つれづれなるまま桐野日記

主婦向け漫画雑誌の漫画家、桐野さおりのブログです

宙組全ツ「バレンシアの熱い花」市川公演観劇

2007年11月02日 22時05分19秒 | 宝塚
(超ヅカヲタ話なのでお好きでない方は飛ばして下さい)

行ってきました、2時の部。
なんか。東京宝塚劇場で観た時よりも感動したんですけど・・・
もしかして「バレンシア・・」って小劇場向き?

七帆ロドリーゴは想像以上にカッコ良かったお歌上手だし。
ドンファンのみーちゃんも、七帆くんとはまた感じが違ってこれまた良かったし、
マルガリータ役の娘さんも頑張ってた。
役替わりって全然違うお芝居観てる感じだな。(2年前のステラマリスの時はあんまり感じなかったんだけど)

でも個人的にはホルヘの役がイマイチだった。
東宝での鈴鹿さんのお茶目でどこか憎めないホルヘがあまりに印象的だったので
すっしーさんの生真面目ホルヘは、最後に死んでも心打たれない、
というか私の頭の中ではすっしーさんはまだバルカ役。
芝居の途中で「え、なんですっしーさんがここにいるんだ?」とちょっと勘違いしてしまった。
人数が少ないから一人で何役もこなしていたが、難を言えば
別の人格になる時はもちょっと変装してほしい。
風利さんはレオン将軍のところでアントニオ、セレスティーナの家では執事、
同じような役柄なんだから初見の人はごちゃつくと思う、執事はメガネをかけるとか髭をつけるとかしたら別人っぽいのになと思った。

ま、それを差し引いても全国ツアー公演最高!!
全ツって銀橋もせり上がりもないし、装置も縮小、大階段もわずかに5段と、
東宝とは雲泥の差の舞台装置だが、そんな事全然気にならないほど
ジェンヌさんたちが熱く演じ歌い踊っていた。
ハリキリ度は全ツの方が上かもしれん・・・
ショーも良かった。
エトワールはともちんと大海亜呼ちゃん、ハモリが上手でビックリした。
あ、チギチューの役はなかったな、タニちゃんが全部一人で歌っていた。

お客さんの反応もやっぱ東宝とは違うのね。
私の横や後ろの人たちはたぶん宝塚観劇が初めてだったらしく、
パンフレットを見て「大和・・・コレ名前なんて読むの?]とか
「この人たち、お人形さんみたいだねぇ。でもみんな同じ顔に見える」
なんて会話していた。
劇場を出たあたりでも
「え、6時からの公演も同じ人が演じるの?あんなに3時間近くも動き回ったのに
またやるの?疲れないのかしら・・・?」
「ほんとだよねぇ・・どういう鍛え方してるんだろ」
って会話が聞こえてきた。
まぁ私もヅカにハマる前は同じ事思ってたけど。

ハプニングは下級生娘役さんが下手に退場する時に照明器具を倒してしまった事、
タニちゃんが舞台降りしてる時だった。
下手サブセンがどよどよしてタニちゃんもそちらを見てちょっと慌てた様子だったがすぐにアドリブでミッキーマウスの手を出した。
(千葉の名産、落花生で来ると思ってたんだけどな)

はぁー。ともかく終わった終わった、私の中の「バレンシアの熱い花」

DVD買うかなぁ・・・?



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