湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

初めてのハーバリウム

2019-03-12 17:40:07 | 日記

インスタ映えするってこともあり

いくつになっても女性は

お花が好きだと言えよう

 

しかし、花はいつか枯れてしまう

 

その美しさを切り取るように

オイルにつけてしまおうとばかりに

 

『ハーバリウム』

植物標本の意味。

 

もともとは研究のために

植物を乾燥させた標本を示す言葉ですが、最近では観賞目的で制作されたガラス瓶入りのものも「ハーバリウム」と呼ばれている。

 

 

植物標本と言うことで、

ベビーオイルでも良し

ハーバリウムオイルと呼ばれている

シリコンオイルでもいい

 

予め加工された

プリザーブドフラワーや

ドライフラワー、造花を

オイル漬けにして

瓶にいれて楽しむ

 

 

一度、お花の講習会で

習ったことがあるからなんとかなるだろうと挑戦してみることにした。

 

 

今回、2人の友達(誕生日)にと

私が作ったものをプレゼントすることになったので

それぞれのイメージに合わせて

花を用意し作ってみた。

 

 

もう少し

うまくいくと思っていた

 

 

しかし‥

 

講習会で作った瓶の三倍もの大きさのものに、挑戦している、、無謀にも。

 

 

瓶が、、大きすぎたか、、、。

 

 

先が細く

中にいくほど広い瓶を選んでしまったことが最大の失敗だったのか⁈

 

 

しかし、この瓶のフォルムが好きなもので、、、、選んでしまった私。

 

 

入り口が狭いので

花や草が

なかなか

うまく入らない

 

 

長いピンセット片手に大奮闘

 

 

最初の思惑どおり

計画どおりにはいかない

 

 

一度いれてしまったものは

なかなか中で移動できず

 

 

はたまた

普通に上からいれてしまうと

後から花が浮き上がってきてしまい

形が崩れてしまうので

下に入れたものと絡ませながら

 

 

花はもろくて

あまり触れてはいけない

 

 

優しく上手に導いて

思うところの定位置にそっと

置いてやらないと壊れてしまう

 

 

まさに

女性を扱うかのような

 

 

乾いたドライフラワーに

オイルをゆっくり注ぐ

 

 

やんわり

じんわりと膨らんでいく花弁

 

 

そして

ごくごくと息を飲むように

呼吸でもしているごとく

気泡がゆっくりゆっくりと

上がってくる

 

 

オイルを吸い込んでいくと

オイルを纏った部分から

透明感が増していく

 

 

私の喉までゴクリと唾をのむようだった

 

 

艶っぽくなっていく

 

 

やがて、瓶の中で

キラキラときらめき出すのだ

 

 

 

 

あと何回挑戦したら

思い通りに作れるのだろう

 

 

やはり

精進精進

 

 

体験を重ねて上手になっていくのだろうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする