惰天使ロック

原理的にはまったく自在な素人哲学

cider '73 - 大瀧詠一

2011年12月29日 | 年を経た洋楽オタの話
from YouTube

下の方の絵で「君は天然色」を紹介しているわけである。あの曲は、今となってはそれ自体として愛聴されているわけだろうが、わたしの世代的には大瀧詠一は何よりもまず「三ツ矢サイダーの人」なわけである。

もっと上の世代にとっては「はっぴいえんどの人」あるいは「ナイアガラ音頭の人」なのかもしれないが、まあわたしにとってはそうなのである。だから「君は天然色」を最初に聴いた時も、次の瞬間にはバックコーラスが「サ~イダ~」とか言い出すもんだとばかり思ったくらいである。

実際、大瀧詠一という人はそういうとこマメな人で、三ツ矢サイダーがプレゼントキャンペーンのようなものをやるというと、ちゃんとそれに合わせたCMソングを作って自分で歌うのである。YouTubeを検索してもどうも見つからないのだが、80年代には確か「忍者ハットリ君」の「ニンニン水筒」だか何だかが当たる応募キャンペーンがあって、その時もちゃんと「ニンニン水筒ついてくる~」とか歌っていたわけである。そのCMの映像は例によって、南方の島の浜辺かどこかで美女がサイダー飲んでるようなさわやかーな映像だったりするわけで、そのミスマッチこそが実に大瀧詠一だったわけである。
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