「米国に親しみ感じる」82% 内閣府が行った外交に関する世論調査によりますと、アメリカに親しみを感じる人は82%で、昭和53年の調査開始以来、最も多くなりました。一方、中国に親しみを感じる人も26.3%と、去年よりおよそ6ポイント増えています。 (NHKニュース・12月3日 17時20分) |
この手の調査を受けたことがないし、確証とかは全然ないのだが、こういう調査結果の場合の「親しみ」の内実というのはつまり、この記事の題名のようなことではないかというようにわたしは解釈するわけである。
それにしても過去最高に多いというのはつまり、わが国とわが国の大多数の人々にとって、今年は敗戦以来最悪の災厄の年であったわけである。今年に限って言えば世界で一番ひどい目に会った国のひとつであることは間違いないわけで、つまり、我々は他国に対してかつてなく心理的に余裕を持って接することができるような状態にあるわけなのである。
「アメリカはもちろんだけどさ、ヨーロッパも中国も、いやはや、中の人達はみんな大変だよなあ。でもまああれだィ、おめえ、今年に限って言えばもう、あれだ、そらもううちの国より大変だってことはさ、ありえないんだもん、ハッハッハ・・・はあ。」という。