瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

#22

2012-12-23 23:40:24 | 考える日々
抱え込んだものが重過ぎて前へ進めなくなる時だってあるよね。抱え込まなくていい、忘れればいい、という言葉は励ます意味でかけてくれるわけで有り難いこと。それで抱え込むのやめようとしたり、逆にやめるのを拒んだり。状況の受け入れ方は人それぞれだけれど、ともかくも前へ進まないわけにはいかないのよね。その人にとって、より受け入れやすい方法で状況を受け入れればいいんだけど、立ち止まるっていう選択肢だけはないのよ。だって生きてるんだもの。
死んだ人の時は止まり、生きてる人の時は動き続けるっていうあたりまえの話をしてるだけなんだけどね。死んだ人はその先へ行きたくても行けない。生きてる人はその先へ行きたくなくても行かなくてはいけない。立ち止まって時を止めたら死んでるのと変わらないことになるもの。ま、何かとシンドイからさ、動きっぱなしってわけにはいかなくて、そりゃ立ち止まるときもあるよ。でもずっとそのままってわけにもいかないのよね。生きるって動くことだから。動くっていうのは、もちろん物理的なことだけを言っているんじゃないんだけど。物理的に動いているけど死人も同然って人だっているしね。
正直なところ、あたしは半分死んだような人なんで、だからこれは自分に対しての確認だったりするのよね。自己確認、自己確認っと。
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