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棟上げの疲れ~金物打ち

2011-03-25 23:06:37 | Weblog
 昨日は棟上げをしました。内部の造作では手で釘を打つことが少なく、それほど棟上げがあるわけでもないので長い釘を打つのに疲れました。長さは115mmで最初は楽に打っているのですが、5分もすれば握力がなくなってきてだんだんつらくなってきます。それでも、打ち続けなければならないのです。建物の規模が小さかったのですが、それでも休み休みの状態になりました。棟上では、屋根の上に立つことが当たり前で、普段使わない筋肉を使うことが多く足も疲れます。
 そんな日の次の日、今朝は握力とふくらはぎに多少のありが張りがありましたが現場に行きました。朝は寒く霜が降りていました。応援の大工3人に、鼻隠し打ちと軒天をやってもらいました。私は、金物打ちをしました。少し抜けていたボルトを入れ、締め付けました。そして、筋かい金物です。昔は1種類ぐらいしかなかったのですが、今はいくつも種類があるようで3種類を使いました。昔の金物は筋かいの端部につけるものだけでしたが、今は少し内側に入ったものもあり、内側に入った分だけ筋かいが割れ難いのです。柱の背割れの向きによって金物は使い分けました。その後、い・ろ・はの金物を打ちました。