一瞬スイッチをON-OFFすると、しばらくの間リレーがONとなる、”時限リレー”の実験の続きです。
前回は、トランジスタのダーリントン回路でしたが、今回は、FETを使ってみました。
実験回路はこんなものです。
●コンデンサ容量とタイマー時間の関係
抵抗を1MΩに固定して、コンデンサ容量を変化させてみました。
う~む、比例しました。1000μFで、18分程度のオーダーでした。
●抵抗値とタイマー時間の関係
コンデンサを220μFに固定して、抵抗値を変化させてみました。
こちらも比例しました。
FETでは、ゲートに電流が流れないとあって、抵抗、コンデンサのどちらを変化させても線形的に変化するようですね(・_・)b
●高抵抗10MΩを使ってみたら
220μFで、タイマー時間は約41分にもなりました。
FETでは高抵抗が使えるので、大幅にタイマー時間が稼げますねぇ(^_^)゛
●抵抗を無しにしたら
コンデンサが放電せず、いつまでもONになる・・・なんてぇわけはないと思いましたが、なんと、たったの1μFで、タイマー時間は24分にもなりましたΣ(・ω・ノ)ノ!
●抵抗もコンデンサも無しのとき
スイッチのON-OFFに合わせてリレーもON-OFFするかと思いきや、リレーは約2秒の間ONとなりました。
これは、FETのゲートソース間に存在する静電容量の影響か。はたまたブレッドボード上に既成した何らかの影響か・・・(-"_-)ゞ
不用意にタイマーを働かせないためには、抵抗は付ける必要がありそうです。
●FETを変えてみた
FETを2SK2962から2SK2679に変えてみたところ、同じCとRでも、タイマー時間は2倍以上の差がでました。
2SK2962のゲートしきい値電圧は、最大2.0V
2SK2679のゲートしきい値電圧は、最大4.0V
FETの選択は大切なようです。あたりまえたいそう♪(-o-)ヾ(^_^;)
う~む、時限リレーには、FETを使った方が機能的に有利というところでしょうか。
FETとかけまして、冬の布団の中とときます・・・その心は、
あんか(安価)が求められます。<(_ _)>゛ヾ(^_^;)チョットクルシイネ
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