第2048話 きよしこ

2018年11月13日 08時00分00秒 | 読む(小説・物語)

息子が小学校5年生なので、

図書館に「小学5年生」(重松清著)を借りに行くと、

(また) なくて(笑)

「きよしこ」を借りる。(初・重松清)

 

主人公・少年きよしの視点で、

その心のうちを聞きながら

何度も 何度も 泣きそうになる。

「北風ビュー太」は、抑えきれず 泣いてしまう。

いい先生に出会えてよかったね・・・

 

物語は、小学校一年生、三年生、五年、六年、

中学二年(高校二年)、中学三年、高校三年(受験)

の章立て。

一貫して感じる きよしのやさしさ。

言いたいことが言えなくても

ちゃんと感じているきよし。

 

読み始め、言いたいことが言えなくて

悔しがる きよしの克服を願ったが、

いつの間にか克服の重要性が後退し、

きよしの幸せを願わずにはいられない。

学生時代を思い出し、

クラスにいたあの子は今どうしているかな・・・と。


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