第3042話 色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年

2021年08月01日 10時00分00秒 | 読む(小説・物語)

ベストセラー「ノルウェイの森」に挑戦した過去。

偶然手にした 装丁デザインに惹かれて

久しぶりに 村上春樹 を読むことにした

「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」

 

すべての作品を読んでいない立場で

こんなことを言うのも おかしいが、

比較的読みやすい作品ではないかと思えたし、

その先が知りたくなる仕掛け(謎)もあって

(ノルウェイの森ほどの義務感なく)読み進む。

 

美しさとか、脆さとかを感じながら

物語は ついにラストをむかえる。(ここで?)

個人的には・・・

(生はいつも死と隣り合わせにある けれど、

それでも私はそんなことで)

死んでしまうかもしれないという淡い男より

泥臭くも「生きる」濃ゆい男が好みかも(笑)

 

それにしても 読む前から

ノーベル文学賞 最有力候補者の作品か

という目で読まれるのは プラスなのか

マイナスなのか・・・


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3041話 私にはない発... | トップ | 第3043話 異業種交流 (... »

コメントを投稿

読む(小説・物語)」カテゴリの最新記事