第1話 履歴書

2005年04月13日 23時55分52秒 | Weblog

就職活動以来、久しぶりに履歴書を書きました。演劇ワークショップの申込みに必要だったのです。

 最初は氏名、見られることに自意識過剰、字がぎくしゃくしています。ため息。
書き始めにしていきなりの最高潮な緊張に、がっかりした分だけ肩の力がやや抜けます。
が、まだ諦めきれず、一文字一文字、息をとめながらの楷書体。…ため息。
学歴、もうすぐには入学・卒業年が思い出せないので、早見表にて確認要。
力を込めて、出身校名を略さずしたためながら、もしもこの時女子校に行かなかったら?
…案外拡がらない想像も半端なままに、入社して職歴まで完了。以上。

 続いての項目は「スポーツ・クラブ活動・文化活動など」
記入例:ボート部(高校・大学)高校総合体育大会5位入賞…すごい!
私の場合、遥か昔のクラブ活動を書くのもな~
劇団カプチーノって…文化活動に入るかな?いいよね?そうしよう。

「趣味:特技」記入例:趣味;アウトドア、特技;書道三段…文武両道か~やるな~
私の趣味;演劇観劇、特技は…これといって…あ、あった!お茶くみ?
入社以来お茶をくむときは毎回「おいしくなりますように…」と
いつも欠かさず願をかけ、心を込めて入れて参りました。
これしか…特別な技能もないので、胸をはって答えられることにしました。
 
「得意な科目」…これまたぬきんでてよかった科目というものもなく、社会人の国語も変だし、
家庭科なんてうそもついてはいけないし…科目をパスして、
 次は「自覚している性格」自覚してるって…ちょっと面白いような。
記入例:失うことのないやる気と笑顔…略…ちょっと私には恥ずかしすぎて書けない…。
自覚している性格の地味さと自覚しすぎている性格のマイナスを却下し、
演劇のワークショップ用だから…と年中夢中と書いておきました。
果たしてこれはプラスなのか、後は読み手に委ねます。
 
志望動機は素直に熱が入り、その下の本人希望記入欄では、受講したいです。宜しくお願いします。と口語体、
後半やや冷静さを欠いた嘆願書のような履歴書を書き終え、脱力。

 大人になってから書く履歴書って、案外、面白いかも!

 みなさんなら、どんな風に自己紹介されますか?


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