第986話 構い過ぎ育児

2015年05月28日 05時33分30秒 | 子育て・「おママごと」

初めての子、第1子の子育ては視野が狭かった と 今頃気づく。

育児をするというより、

他のことが目に入らないほど、我が子ばかりを見ているところがあったなと。


先日、1歳児の母子を自宅に招いた話をしたが、

その時、お子様が息子のけん玉(木製)に興味を持ったのである。

身長が90cm程度でけん玉をすると、どうしても玉がゴンゴン、フローリングにあたる。

木製の赤い玉がフローリングにたたきつけられるたび、家主としては気がかりだが、

無邪気に遊ぶ姿に怒って取り上げることもできず、

どうか親がこの状況に気づいてくれ~と心の中で叫ぶも、

楽しげに遊ぶお子様の様子に目を細めるばかりで、静止するに至らない。

その時、ふと思ったのである。

もしかして 私も知らず知らずのうちに罪を犯していたのかもしれぬことを・・・


特に第1子、1歳までの母親と話すと、会話にならないことが多い。

なぜなら 母親が我が子への語りかけに忙しいうえ、

会話途中でも子どもから話しかけられると、子どもの話の方に集中するからだ。

その点、多子ママは、

兄妹などいると一人ひとりをじっくり見る暇がない、放ったらかしだと言い、

子どもを待たせ、今、話している相手(大人)に意識を集中する。

今にして思えば、

子どもからしても、

ずっと自分だけを注視する母親の視線がない方がいいのかもしれない。


昔は、大人の世界と子どもの世界に線引きがあった。

子どもが踏み込めない 大人のテレビ時間。 夫婦の会話時間。

子ども中心になりすぎるのもよくないんだろうなと 今ならわかる一人っ子ママ。


 


 




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