第298話 私の中にある悩み

2010年07月16日 07時07分25秒 | Weblog
息子の今日の晩御飯は?
帰宅後、急いで晩御飯の用意をしている間は悩み事を忘れている。
次の段取りを考え、とにかく行動していかねばならないので、悩んでいる暇がない。
悩み事最大の防御は、集中力か・・・?
でも、ずっと集中し続けることは不可能だ。
不意に思い出しては、また思い悩む。

悩み事にも優先順位・・・いや、この場合は深刻順位(といった方がいいのか)があるようで、
数ある悩みの中から時に選ばれし一つがどんどん大きくなっているうちは他の悩みは後退する。
その一つも、今、親の介護問題など発生した場合、あっけなく思い出す暇もなくなるであろうし、
ある日突然、余命宣告などされた日には瞬時にして今ある悩み事はすべてリセットされるであろう。
(もちろん瞬間的に新たな悩みが生まれること必至だが)
ストレスと同じく、悩みなどまったく何もない状態もありえない話なのであろうか。

今、私の心を大きく占める悩み事がある。
大まかにいうと、対人関係。
その人との関係にずっととらわれていたはずなのに、
いつの間にか「自分」の壁にぶちあたっていることに気づく。
結局、そんな自分、との戦いだったりする。

思い悩み秘めていたものが、ある日、不意に口をついて出てくる。
感情に任せて訴えながら、あれ? 一番伝えたいのはこんなことだったっけ・・・
そのしょうもなさに話ながら焦る。
その深刻な核心部分を伝えてしまうと、自分自身をさらけ出すことになるからなのか
相談はうわずみだけを伝える結果となってしまうことが多い。

うまく伝えることができなかったが、いただいたアドバイスが実に確信を得ていた。
「言葉どおり受け取るのではなく、受け流す術を」
ず~っと前にもそう言われたことがある。全く同じ台詞を違う人から。
あんなことを話してしまった後悔と話をきいてもらえた嬉しさが入り混じりながら、
いただいたアドバイスをかみしめる。
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